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歌が上手くなりたい

たくさんの人がこう思ってたりする。私は常に思ってた。
あるときそれを追い続けることに苦しみを感じてた。

”歌がうまい”ってどーゆーことだろう?と考えた。
誰かみたいに歌うこと、誰かみたいに高い声を目一杯出すこと、誰かみたいに。

基準が自分ではない”誰か”になっている。
自分が自分を好きになり満足していない限り、誰かを超えることはできないし、誰かみたいになるってこともできないんだってなんとなく気付いた。

こう思い始めたのもほんの数年前。
私は誰で、なぜ歌っていて、誰に歌っていて、なんのために歌うのか。
アイデンティティと向き合うようになっていた。

それまで、私にとって歌うことが人生の全てでありそれがあるから私は幸せ。と思い込んでいたものがプツンと切れた。あ、違う。私の人生そのものが幸せであり、歌うことはその幸せの中の一つ。人生の中の一部だ。

私はそう思えたことで肩の荷が降りた。歌い方も全く違うものになった。
この時に感じた「脱力」は私の人生に大きな衝撃をくれた。(「脱力」の話もまた別の記事で書くことにしますね♫)

そんな気付きがあり、今日まで、歌うたびに自分の歌を好きになり、どんどん上手くなっているなと、実感できるようになった。
それは、自分が自分の歌に満足できているからだと思ってる。

もちろん、音外した〜声出なかった〜など技術的な部分も改善したい部分はたくさんあるけれど、私の心で感じたままにその時をこう歌いたいから歌っているんだと、それさえできれば私の歌はうまい歌になるのだ。

周りの目が気になったり、どう聴こえているんだろう。と、他人の判断で自分の歌を評価してしまう時もあった。それは疲れてしまうよね。

”歌がうまくなりたい”

いろんな考え方があると思うけど、私は今、自分の歌が大好きでうまいって自信持って言える。だから、歌いたいんだよね。


今日は土曜日。息子との休日を楽しみたいと思います♫