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If~Then構文 とドーパミン

田んぼの中の一軒家で生まれたわたし。
退屈しのぎの「If~Then遊び」は幼少期からの脳内娯楽であった。
もし~だったらと別の人生をシュミレーションしまくるのである。
親の職業は、ある時アラブの大富豪、ある時ニヒルな渡り鳥、何度も死んでは生きかえらせていた。

オットに対してもそうだ。

If…オットが腕のいい職人だとしたら
(パティシエ、シェフ、美容師、テーラー、大工などなど)

Then…わたしはNo,2として最高の働きをするだろう。

裏方の一切を取り仕切り、夫を立つつ顧客サービスに余念がなく、ブランディングは大成功間違いなし。

光が当たれば影も濃くなる。
好事魔多しってヤツです。

①店大繁盛、オット有名になりカリスマに

②オットハニートラップにひっかかる

③オットから相手に子供ができたと告げられる

④わたしは離婚しオットの事業から手を引く

⑤わたしが抜けて実務がガタガタ、元オット事業が傾く

⑥金周りが悪くなりオット新家庭がすさむ

⑦弱った元オットがすがってくる

⑧元オットと浮気をすることになる

⑨子供がいるから離婚はできないという元オットに

⑩ビジネスパートナーへ復帰を求められる

⑪ようやく目が覚める

⑫元オットをけたおして去る

(BGM グッバイマイラブ)

結論

やっぱり、今の人生がいい。

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結論はいつも同じなのであるが、やめられない。
臨場感たっぷりで感情も動くため
おもしろいけど、かなり疲れる。

調べたところ、これは脳内伝達物質ドーパミンの影響であった。
自分がドーパミン過多だと理解すると、さまざまなことが腑に落ちた。

「人の性格や個性、いわゆるパーソナリティは遺伝や生得的な脳内伝達物質のパラメータに大きく左右される。」
この考えを採用したら生きるのが楽になり、オンラインサロンやコンサルティングに活かしている。

ちなみに、オットとは2019年に離婚した。
「高橋惣兵衛」を襲名したかったわたしは「畠山さゆり」を終わりにしたかったのだ。

かくしてオットは「内縁のオット」にバージョンアップ。
今も同じ屋根の下で暮らしている。

わたしのドーパミンは常にドラマを追い求める。
これは死ぬまで直らないだろう。
ならばパーソナリティを活かしつつエンタメを味わって生きるほかない。

自分のパーソナリティって何で測るの?
みんなドーパミンなの?
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