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失敗を恐れる自分が、うまくいかないのはなぜか。
コーチングで人を支援したい。
そう決意して、学びの環境に飛び込んだ。
コミュニケーションで悩み続けてきた。
傷つくことを恐れ、不安な環境から逃げてきた。
そんな僕が、コミュニケーションの達人、
プロのような人になる道を行ってみることに。
でも、根源的な失敗への恐れはいつも一緒。
講座の日はいつも
失敗したくないと、潜在的な恐れが湧いてくる。
「間違ったら恥ずかしい、ちゃんとしないと」
「的外れなことを言ったらどうしよう」
「失敗するからやめとけ」
この思考のクセは、無意識に作動する
自分のオペレーションシステムだ。
初めてのコーチング練習で失敗への恐れから
頭が真っ白になり、何もできない場面があった。
「何してる、全然ダメだ」という思考になる。
完璧にしなければという考えが
失敗への恐れを生んでいる。
これを克服するためにどう捉えるといいか。
【マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣】
■完璧主義をやめる
方法/失敗恐怖症を克服する
1.見切り発車する
2.失敗経験を増やす
著者:古川武士/ディスカバートゥエンティワン/2012
完璧主義をやめる方法/失敗恐怖症を克服する
1.見切り発車する
完璧にやろうとしすぎて、逆にうまくいかない。
今回のつまづきは、コーチングの相互練習の時。
メモもしなければ!
相手の発言を覚えなければ!
相手のフィードバックを考えなければ!
うまくやらなければ!
聴く姿勢もちゃんとしなければ!
これだけのことを100点でやろとしてる…
始めの練習なのに。
ひとつでもうまくいかないと総崩れしてしまう。
そりゃうまくいかない。
相手のコーチ役からの一言
「普段の会話みたいにやればいい。」
ハッとした。
ふっと軽くなり、その後の練習で
メモをやめてみて、相手だけに集中し、
それで一回やってみようと見切り発車。
そうするとそれなりに何とかなった。
70点でいいからやってみよう。
「まぁいいや」という割り切り。
完璧主義には持ちたい習慣だ。
2.失敗経験を増やす
コーチングを学び始めたところ。
失敗の経験ができるのは今のうち。
失敗→改善で、成功(好転)した。
今回の失敗が改善につながった。
こうした経験が失敗に意味を持たせてくれ
失敗恐怖症から脱却させてくれる。
失敗する前は、恐怖心が想像上で膨んだけど
失敗すると現実が見えて恐れがなくなる。
失敗を恐れず、仲間と学びを楽しんでいこう。