体の悲鳴を無視して…
胸痛を自覚したのは2023年3月だけど、糖尿病になったのは2019年10月で、その間にじわじわ心臓病は進んでいたのだと思う。
というのも放散痛が結構昔からあったから。左腕がずっと痺れている感じ、重だるくて、湿布や塗り薬では全然良くならなくて。
腕一本はビール瓶一本くらいの重さがあるので、本当に腕を切り落としたいくらい、力の入らない左腕が邪魔で、自転車は左腕をだらんとして乗っている事が多かった。
寝違えたのかなとか、整骨院でマッサージしてもらってもほぼ効果がなくて、でもそのまま放置していた。
後で調べて分かった事だけど、糖尿病など基礎疾患があると心臓病の症状が出にくいらしい。血管が脆くなって来ている事、あまり重要視していなかったと今になって思う。
それよりも糖尿病の指数であるHbA1cを正常にする事ばかり考えて、実際妊娠許可がおりるところまで下げられていたから、治療を頑張ってると思っていた。
今年2024年、2月から仕事の内容が増えて、少し胸痛を感じる事もあったけど、まだ寒いし新しい仕事へのストレスだろうなと考えて騙し騙しやっていた。
6月以降、一気に仕事が忙しくなって、掛け持ちで2か所の職場を行き来しつつ、不妊治療も頑張り、体は限界だったのだと思う。
会社の健康診断での心電図は異常なしだけど、これはいつもの事で、冠攣縮性狭心症はCT検査でしか見つけられない。
そんな中、7月の頭から生理が来なくなって、不妊治療のクリニックに行く暇もなくて。
8月頭に心臓内科の先生に、胸痛が毎日ある事を伝えたらすぐにでもカテーテル検査をした方がいいと言われたけど、8月はシフトも出てしまっていて今更休みも言い出しにくいからと断ってしまった。
それで9月頭に検査入院して、冠動脈の根元に狭窄が見つかる事態になるのだけど、本当に今年は体の悲鳴を無視しすぎていたなと大反省。
結局不妊治療のクリニックに9月行って、生理を起こす薬を出して貰ったのに、飲み終わって1週間しても全然鮮血が出ないし、体のあちこちでホルモン異常などが起こっていたんだろう。
手術当日の朝にやっと鮮血を見たけど、それまで不安で毎日おりものシートをつけながら過ごしていたし、そんな状態で入院・手術になるのがすごく嫌だった。
手術当日は頭が回らなかったけど、目が覚めた時点で自前のパジャマから入院用の寝巻き+オムツに変わっていた。