ミニマリスト第二フェーズに突入した話
こんにちは。鶴田です。
ファッション業界歴20年、ミニマリスト歴8年目、現在はファッションコンサルタントとしてプライベートサロンを営んでおります。
いまは夫婦合わせて30着程度の服で生活しています。われわれは2013年に長男が生まれてから洋服に対する意識が変わりました。
毎日同じ装いでもいいー。と思えることが重要
子どものことを考えると、物を減らして持ち物を洗練させたいと思うようになります。夫婦ともにアパレル店員という立場上、服が増えてしまうこれまでの生き方に疑問を持つようになったのです。
いろいろ悩む中で読んだ本に、
・フランス人は10着しか服を持たない
・服を買うなら捨てなさい
がありました。
おかげで『そもそも、毎日違う装いをしなければいけないものなのか?』という疑問を持ち、そこからよく考えた結果、毎日違う服を着ないと恥ずかしいという考えを開放することができました。
「毎日違う装いをしなければならないー。」
知らず知らずのうちに固定観念に縛られていたことに気がついたのです。それはどこから来るのかと思えば、おそらくそれは世間体でした。世間体や見栄は要らないと分かった途端、洋服の数は少ない方がたくさんのメリットがあることに気がつきます。
なぜなら、服の数が多くても実際おしゃれなコーディネートができているか?と言えばそうではなかったからです。どれもなんとなく考えたコーディネートでした。とにかく毎日違う装いをすること、バリエーションを増やすことを目標にしていたことがあらためて分かりました。
おしゃれな人は言わずもがな洗練されています。洗練とは余計な物がない状態。余計なものをそぎ落として、美しいものだけが残っている状態です。
素敵だなと思うインスタグラマーさんも、みな画像が洗練されています。持ち物が透きとおって洗練されています。持ち物が洗練されるためにはどうすればいいのでしょうか?
それは、自分の好きと言う感性を磨き好きなものだけを選ぶということ。つまり、何を選んで何を選ばないのか、これを明確にすることです。妥協をせず物を選べば、持ち物は自然と減っていきます。
ミニマリスト第2フェーズ~何を選んで、何を選ばないのか~
これまでのミニマリスト歴7年間でできるようになったことは、
①物の数を減らす
②必要なものだけを買う(選ぶ)習慣を身につける
③必要なもの以外は買わないという強い意志を持つ
④服の数は要らないという考え方に確信・自信を持つ
つまり、物を減らし必要なものだけを持つ。数が少なくても満足できる、ということになります。
そして今後のミニマリスト歴8年目以降~でしていきたいことは、
①好きなもの(こと)を明確にする
②何を選ぶ、何を選ばないを明確にする
③好きなものだけで囲まれて個性を出す
このことに集中していきます。
つまり、第1フェーズでは「必要なもの」がキーワードでしたが、第2フェーズでは「好きなもの」をキーワードに、目標は「個性を極める」ことになります。
ミニマリストには段階がある
まとめますと、これまでの私の経験から、ミニマリストには次の段階があると分かりました。
■第1フェーズ:キーワードは「必要・満足」
①持ち物を減らす
②必要な物だけを選ぶ
③少数で満足する確信を持つ
■第2フェーズ:キーワードは「好き・個性」
①自分の「好き」を明確にする
②何を選ぶ、何を選ばないを明確にする
③好きなものだけで囲まれて個性を出す
もしかすると、、第3フェーズもあるのかもしれません。
いずれにしても、これまで通りミニマリストとしての生活を楽しみながら、ライフスタイルを洗練させていきたいです。