感情に飲まれないってどういうこと? -1-
この間、この記事で
『自分を大切にして生きる、自分として生きるために
”エゴに投資をしない”ということと、
”ネガティブな感情に飲まれない”ことが大切です』
と書きました。
今日はこの『感情に飲まれない』ということについて説明します♪
こういう話をすると、感情を無視してなかったことにして、切り離すことで振り回されないようにするコントロールするって話になりがちですが、そういういうことではありません。
それでコントロールできるなら、感情的になって喧嘩したり、思わぬことをしてしまったりってないはずですよね。笑
管理するのではなく、
つながり、解放することで風通しを良くして、
結果コントロールできるようになる。
これが正解です。
切り離して抑圧すると、心の押入れに溜まっていく一方です。
そしてその溜まってしまった感情が思わぬところで顔を出してきて足を引っ張ることになります。
感情は感じることでしか流れていきません。
心の泉から湧き出る小川みたいなものです。
何かに反応するたびに色や質量が変わる小川です。
代謝のいい体が健康なように、
心も淀みなく流れていく、クリア状態が健康なのです。
だから、生まれた感情や想いをちゃんとその都度感じて心から流してあげることが大切。
つまり、感じるままに任せることであり、表に現してあげる(表現する)ことが大切なのです。
なかったことにして、切り離すというのはその流れを堰き止めるということですので、それだけでエネルギーを消耗し、負荷がかかります。
小さな刺激で溜まっているものが溢れ出しますし、漏れ出てしまいます。
ほんの些細なきっかけでキレる人はまさにこれ。
普段から怒りを抑圧してパンパンになってしまっているので、ちょっとした刺激で怒りが噴出してしまいます。ダムが決壊したようなもの。
嫌味な人は、怒っているんだけどそのまま出しちゃダメと思ってる。
でも収まりがつかないし伝えたいので、正々堂々とではなく、遠回しに流れを変えて表現しているのです。
見た目は怒ってないですよという体ですがエネルギー自体は怒っているので怒りは伝わり、「なんか嫌だな」と感じさせます。
じゃあよどみなくクリアで、代謝の良い状態というのはどういうの?というと、
子供みたいな状態
というとよくわかります。
子供たちは感情に選り好みをせず、そのままをそのまま感じ、そのまま素直に表現しています。
だから後腐れがない。
さっきまで怒っていたかと思ったらもう笑っている。
楽しそうに笑っているなと思っていたら、今度は悲しくて大粒の涙をこぼしてわんわん泣いている。
たくさん湧き出しても、少なくても、色も様々で、ただそのままが流れているだけ。
そこに判断もジャッジもないから、ただ素直に任せている。
そして、その流れを誰かに向けてぶつけることもないので、誰も傷つかないのです。
長くなるので、明日に続きます♪