環境保全型農業という罠
みなさん、環境保全型農業というのをご存知でしょうか?
こういった定義があることすら知らない人も多いのではないでしょうか。
そもそも日本語は曖昧な表現が多く、簡単に騙されやすい人がいます。
上記の引用からもわかるように、環境保全型農業に取り組む農家が、環境省の言う環境保全をしていないことは、以下の引用からわかります。
つまりは、環境保全型農業に取り組むには、環境負荷の軽減に配慮するだけで良いのです。
軽減の程度は少しの部分でしか定義されていない。
環境負荷の軽減について調べたところ、農薬と化学肥料の使用量を5割以下にすること、3つある取り組み(有機農業・カバークロップ・堆肥の施用)のどれかをすればいいだけで、かなり簡素な定義でした。
ビニール資材使用量などは定義なし
多くの有機農家や自然栽培農家がビニール資材を大量に使用することから見てもわかるように、ビニール資材の使用量を減らす取り組みは当てはまらないようです。
つまり、包括的ではなく、局所的な取り組みさえすれば【環境保全型農業】と言えてしまうのです。
資源収奪型の有無も記載なし
更に言うと、使用する肥料が遠方から運ばれてくるものでも、おとがめがありません。
実は、有機農業の中でも資源の奪い合いが始まっています。遠方からでもよい資源(と呼ばれるもの)を大量に運んで利用したり、よい資材(化石燃料由来)を利用します。
よって、二酸化炭素排出量を気にしなくても【環境保全型農業】と言えます。
謳い文句だけで買うことはやめる時代
これだけ情報が溢れている現代ですら、宣伝文句だけでポチッとしてしまう人がいます。
また、家庭菜園ですら二酸化炭素排出量が多い方が大多数を占めます。(肥料購入・ビニール資材購入の時点でアウト)
しっかり自分の目で見て確かめて安心を買うべきでは?と考えています。
ゆーちゃんふぁーむと言う変な農園があるので、そこから買ってもらえると嬉しいです。(笑)