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“不安”を感じたらどうする?試してみたい3つのプチ習慣

「何か不安だけど、どうしたらいいのかわからない……」 そんな気持ちに襲われることはありませんか?
不安の正体は多くの場合、「先が見えないこと」によって生じます。逆に、未来の結果がはっきり分かれば、不安は消えるといわれています。たとえ結果が“良くない”とわかっていても、それは“不安”ではなく“対処すべき問題”に変わるからです。

しかし、不安を抱えたまま“何も動かない”でいると、先の見通しはいつまでたっても明らかにならず、不安はますます増幅してしまいます。言い換えれば、「不安だからこそ動いたほうがいい」と言えます。

今回は、そんな不安を抱えた時に“まず試してほしい3つのプチ習慣”をご紹介します。どれも小さなステップなので、「行動するのが怖い……」という方でも気軽に始められます。ぜひ気になったものから取り入れてみてください。



1. “最悪のシナリオ”を書き出してみる

ポイント

  • 頭の中だけで考えていると、不安はどんどん大きくなりがちです

  • “最悪のシナリオ”を視覚化することで、不安を具体的な問題として捉えやすくなります

やり方

  1. ノートや紙を用意し、「今、一番不安なことは何か?」を一つ書き出す。

  2. 「その不安が最悪の形で現実化するとしたら、どんなシナリオになるか?」を具体的に書き出してみる。

  3. 次に、「もし最悪のシナリオが起きたとしたら、自分は何ができるか?」を考え、リストアップしてみる。

ここがポイント

  • 最悪のシナリオの“その後の対処”まで考えることで、不安が「解決すべき課題」に変わります。

  • 頭の中だけでは漠然としていた不安が可視化され、実際にどう行動すればいいかが見えてきます。


2. 5分だけ“行動”を始めてみる

ポイント

  • 「不安で動けない」なら、まずは5分だけ“形”にしてみます

  • 小さなステップでも、進み始めれば不安は少しずつ“別の感情”に変わっていきます

やり方

  1. 不安の原因となっている「やるべきこと」や「気になっていること」をリストにする。

  2. その中から一つだけ選び、「とりあえず5分だけ」取り組む。

    • 例:転職が不安→求人サイトを5分だけ見る

    • 例:プレゼンが不安→5分だけ資料に目を通す

  3. 5分経ったら、「続けるか、一旦やめるか」を自分で選ぶ。

ここがポイント

  • 最初から長時間かけると思うと億劫になりますが、「5分だけ」ならハードルが下がります。

  • 多くの場合、5分経った時に「もう少しやってみようかな」という気持ちになることが多いですし、結果的に不安を先送りにするよりはるかに前に進めます。


3. 身近な人に“相談”してみる

ポイント

  • 自分の中だけで抱えている不安を“言葉”にして口に出すだけでも、意外とスッキリします

  • 客観的なアドバイスや、違う角度からの意見がもらえると、不安が具体的な“次のアクション”に変わります

やり方

  1. 家族や友人など、話しやすい人を一人思い浮かべる。

  2. 「実は最近○○で不安なんだ」とストレートに伝え、どう感じているのかをまず共有する。

  3. 相手の意見や体験談を聞きつつ、「自分は何から始められるかな?」と対策を一緒に考える。

ここがポイント

  • 第三者の視点を得ることで、不安の盲点や思い込みに気づける場合があります。

  • 「不安だから相談しにくい」という気持ちがあるかもしれませんが、そういう時ほど人に頼ってみると新しい発見があります。


(まとめ)小さく動けば“見えない不安”は減っていく

不安は「先がわからない」ことから生まれます。
しかし、ほんの少しでも行動し始めると、新たな情報や結果が得られ、“漠然とした不安”が“解決すべき課題”や“次に進むためのヒント”に変わります。
たとえ結果が期待通りでなくても、不安は「対処できる問題」に形を変え、動き出すきっかけを与えてくれます。

  • 最悪のシナリオを書き出して対策を練る

  • 5分だけ行動してみる

  • 誰かに相談してみる

今回ご紹介した3つのプチ習慣は、どれも「まず行動する」ためのハードルを下げるものばかりです。
どれか一つでもピンときたものから試してみてください。

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TaK(保育士FPが実践する、我慢せず自分らしく生きる家計設計の専門家) |Farmacy Lab
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