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春分から夏至。振り返りとこれから。

夏至を過ぎ、梅雨も中盤。
普段からっとしている信州の空気も、だいぶしっとりジメジメしてきました。今年はいつもに増して蒸し暑い気がする。

夏至もすぎたことだし、春分からの3ヶ月を振り返ろうと思います。

農園かふぅが始まった

少し私の自己紹介をさせてくださいね。
私は東京出身で
父の実家がある長野に昨年移住した、 長野歴2年目の新人です(?)
移住理由は、「農家になりたくて。」
長野の祖父が農家なので、地縁があった方が有利だなーと思ったのです。
それと、私は母方が沖縄、父方は長野と山と海楽しみ放題の幼少期を過ごしましたが
「住むなら山。訪れるなら海」とずっと、なんとなく思ってました。

移住1年目の昨年は
農業法人に勤めて、農家の基礎体力を身につけました。
(軽トラの運転や草刈りの仕方、筋力、体力…)

農家として独立して、経営していくのは3年後くらいかな〜とのんびり構えていましたが
昨年末からあれよあれよと
親戚から農地が借りれることになり、
祖父や親戚からトラクターや管理機などの農業機械が借りられることになり
じゃあ、名前だけでもとりあえず「農園」始めちゃう?
と半ば勢いで始めたのでした。笑

実は、自分だけの責任で畑を管理するのは初めて。
今まで(5,6年前から)は
友人と共同で家庭菜園したり
農家さんの元へ堆肥作りを学びに行ったり
祖父の小さな畑を一緒に管理したり。

まだまだ初心者🔰の農家0年生なのです。

できるようになったこと

移住2年目の今年からは、少量多品目で野菜を育てる有機農家のもとで研修をしています。
休みの日にはかふぅの畑。
学んだことをかふぅの畑に生かす日々。
たくさん失敗したり毎日が学びと気づきの日々です。
気づいたらできること増えてんじゃん!と
農家の赤ちゃん期をすごしているかのように感じています。

できるようになったことを箇条書きで。

🚜トラクターで耕耘


🚜管理機を使う(耕耘したり畝立てたり)
🛻管理機を軽トラで運搬する


🤌🏾手張りでマルチはり(マルチは黒い、土を覆うビニールです)


🤌🏾ネット張り(きゅうりやスナックえんどうを這わせるためにピンと張らないといけない)


🧵紐を扱う(マイカー線という紐を支柱同士に結びつけたり、玉ねぎを吊るすために麻紐でくくったり。) 


☀️天気を見て行動する(地味にね、地味に大事なスキル。日差しの強くない夕方に野菜を植え付けるとか、雨が続いた後はすぐ耕耘しないとか。今までは農家がなんで天気と睨めっこしてヤキモキしてるのか、あまり分かってなかった)

地味。地味でしょ?
でも私にとってはすごく「ああ、ちゃんと農家になってきたな」と感じることばかりで
自分よく頑張ってる!
と褒めてあげたい。笑

見えてきた今後の課題

春分の日に、「農園かふぅを始めよう!」と思い立った時は
研修しながら私の農園でも体験農園をして活動をしていくつもりでした。
結論から言うとシンプルに体力と時間がない。🥲笑
そして、自分の知識や技術のなさも
一旦立ち止まる要因となりました。

なので、今年のあと半分は方向性を変えて
野菜の販売
▶︎知人への受注生産メイン
▶︎マルシェの出店(2会場目星がついています)
体験
▶︎大豆の栽培→味噌作りのみ

に絞って活動していこうと思います。

また、農園かふぅが大切にしている
「生き物と一緒に農業」
を改めて大切にしていこうと思います。

具体的には
・堆肥の施用
・有機物(稲藁や籾殻、落ち葉など)によるマルチ
・緑肥の活用
です。

堆肥によって微生物のエサ・住処が整い
有機物マルチや緑肥によって生き物の住処ができます。

とにかく土を育むこと。土を裸にしないこと。
それによってたくさんの生き物がひしめき合ってバランスを取り合う環境を作ること。

に専念していきたいと思います💪🏽



七十二候で今は「菖蒲華く(あやめはなさく)」時期。
知識はアップデートされていくけれど
知恵は一生もの。
先人たちが築いてきた知恵を、季節とともに、体感しながら学び取っていきたいです。

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