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やめたことリスト


はじめに

今回のお題は「やめたことリスト」。「ここ数年でやめたこと」を書くことにした。
はじめは、世間に溢れかえる(わたしもオンライン・オフライン両方で書いている)「やりたいことリスト」を受けて、「やりたくないことリスト」を書くことを考えていた。
しかし、内容を考えているうちに、その前に「やらなくなったこと」「やめたこと」を整理してみようという気持ちになった。
ここでは7つ挙げるが、どれもやめてよかったと思っている。心身ともにラクになったと感じる。よかったら皆さんも参考にしてみてください。

過去記事(参考)↓

やめたことリスト

やめたこと1. お金:割に合わない節約・価格が理由の買い物

割に合わない節約をやめた。たとえば、時間を無駄にする節約や、気分が乗らないときに無理してやる節約である。
最もたる例は、気分が乗らないときに交通費をケチって歩くことである。そのときに歩きたい気分であれば、運動にもリフレッシュにも節約にもなっていいと思うが、そうでなければ心身ともに疲れるし、時間もかかるし、その割に節約できる金額は高くても数百円である。だったら潔く電車に乗ったほうがいい。これは「安いスーパーをはしご」にも言えることである。
もうひとつは、「価格が理由の買い物」である。自分の場合、「安いから買う」はもともとしないタイプだが、「高いから買わない」を極力やめるようにした。必要なものや、価格の分だけ質も良いものは、高くても買うことにしている。
たとえば、今年になってiPhone 15 Proを買った。先代のiPhone SEに比べてかなり高い買い物であったが、良いカメラがついたiPhoneが必要だったので(きれいに撮りたいものがあるが、一眼レフを買うほどでもない)、とても満足した買い物となった。

やめたこと2. 仕事:労働意欲のあるフリ

労働意欲のあるフリをやめて、「プライベート最優先です」と堂々と言えるようになった。
一番の原因は派遣社員になったことだと思う。正社員のときは、言えたとしても「仕事もプライベートもがんばります☆」までであった。「正社員なんだから、仕事はベストを尽くしてがんばらなければならない」という空気があった。
派遣社員になって、仕事は条件で選ぶことができ、業務も必要な分だけやればよくなった。自分の持っているスキルを提供さえできればよくて、必要以上のコミュニケーションを取る必要もない。よほど急ぎのことがない限り、残業は発生しない(というか、基本的にしてはいけない)。嫌になったら、3ヶ月でやめていい(正社員だって辞めてもいいし、結局、2年近く同じ派遣先で働いているのだが)。
こんな感じで、正社員時代よりゆるく働くことができるようになったことはもちろんよいことである。しかしそれ以上に、「労働意欲のあるフリ」を精一杯しなくてよくなったことが、自分の心身の健康にとってとてもよかった。自分に嘘をつかなくてよくなったから(もちろん、仕事には真面目に取り組んでいます!)

やめたこと3. 趣味:コンプリートを目指すこと

趣味では「コンプリートを目指すこと」をやめた。具体的には、「◯◯監督作品を全部観る」「◯◯シリーズを全部読む」などである。
どれも最初は楽しいんだけど、取り組んでいるうちにだんだんノルマみたいになってつらくなってくる。誰にも強制されていないのに、自分で強制して勝手につらくなっているのだ。
趣味なんだから、楽しめる範囲で楽しめばいい。「夢中になって観たり読んだりしているうちに、結果としてコンプリートした」のような没頭ができればベストである。たまに起きるが、それは意図的にできるものではない。

やめたこと4. 生活:予定をギチギチに入れること

日常生活や旅行などで、朝から晩まで予定をギチギチに入れることをやめた。予定を入れすぎて疲れてしまうと楽しめないし、常に次の予定のことを考えてしまい、ひとつひとつの予定に対して打ち込みづらくなるからである。
ふだんのお出かけでも旅行でも、「また今度来ればいいや」の精神で、ゆとりある予定を組むようになった。結果として、ひとつひとつの予定を全力で楽しむことができて良い。

やめたこと5. 食生活:飲酒

正確にはやめていないが、飲酒をほとんどやめた。自分の日常生活において、基本的にはお酒が要らないことに気づいたためである。

ここで書いているように、特別な外食のときに少し飲むくらいになった。
SNSで実施されている、アルコール飲料の懸賞に応募することもやめた。まだ家には少し在庫があるが、なくなってもおそらく基本的には応募しないであろう(よほど飲んでみたい飲料であれば、応募するかもしれないが)
とはいえウォッカの瓶だけは、家に置いておこうと思う。ウォッカには賞味期限がないし、何で割ってもおいしいので、どうしてもアルコールが必要になったときは、ウォッカを飲もうと思う。
飲酒は楽しいことだとは思うが、健康には良くないので、今後も基本的には飲酒しない方向でいきたい。

やめたこと6. 人間関係1:リア友とつながったXを頻繁に更新すること

Xでは「ファニーの都心生活」のアカウント以外に、オフラインの友人(以下、「リア友」と記載)がフォロワーの中心になっているアカウントがある。そのアカウントの更新をほとんどやめた。
以前は頻繁に更新していたが、だんだん「別にリア友にここで近況報告しなくてもいいな」「報告する近況があまりないな」「たまに会って近況報告するくらいが良いな」と思うようになり、ほとんどしなくなった。
今ではそのアカウントはほぼ閲覧用になり、良いなと思うリア友のポストを見かけた場合に「いいね」を押すくらいになっている。
リア友に読まれて困る投稿はしたことがないものの、投稿をほぼやめてからなんとなくラクになった。「無意識に自分を良く見せようとしていたのかもしれない」と、今になって思う。

やめたこと7. 人間関係2:自分が悪くないことで謝ること

「自分が悪くないことで謝ること」をやめた。
どうしてもその場を丸く収めたくて、「自分が謝ればそれで終わる」とつい謝ってしまう、ということを今までしてきたが、そうすると人は舐められるようになるのだ。「こいつなら何を言っても反論されない」と。
自分が悪くないことで謝らない。必要に応じて「自分は悪くない」ということや、その理由をしっかり主張する。
幸いなことに、ここ数年は「あ、舐められてるな」と思うことが少なかったが、例外として某管理職がそうだった。立場の弱い人(主に非正規雇用)や反論してこない人を選んで噛みついてくる人物であったが、自分が悪くないことでは謝らないようにし続けていたら、噛みつかれることが減ったように思う。

おわりに

これらの7つをやめたら、結構良い感じ。おすすめです。
ポイントは「自分に嘘をつかない」「無理や我慢をしない」「ゆとりを持つ」あたりだろうか。
今後も、やめていいことは潔くやめていきたいと思う。

おわり

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