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複雑な私めっちゃ人間

愛嬌がある人というのがこの世で最強なんだと思っている。


なんだかんだ憎めない、可愛げがあって、見捨てることができない。


自分の世界の立ち位置は、いつも人に振り回される側にいて、俯瞰して一歩後ろに引いているような場所。


基本的に「問題ごとは起こさないようにしよう」がモットーみたいなもん。


どんなに楽しくても、忙しくても、酒を飲んでても、へにょへにょな自分は見せないぜ!が核にある。気にしてそうしているのではなくて、性。


だから、すんごい真面目だと思われているし、愛嬌があるかないかで言われたら、そりゃもちろんない。


元気だとか、活動的、人見知りしないって言われるけど、それらは愛嬌とはまた違った部類だ。


愛嬌


私にはきっとこれからも身につかない。


愛嬌のある人は身の回りにたくさんいる。



ビール吹いたり、酒に呑まれて失踪する先輩

まじでおもろい。見捨てられない。
なんだかんだ結構振り回されてるけど、自分にはない突拍子のなさとか、恥の切り捨て方とか、見てて本当に面白い。

先輩が変なことしてる時に横にいると、なんだか解放されているような気持ちになる。でもたまに恥ずかしい。それも込みで、私1人では知り得ない体験がたくさんできる。



先輩しかいない集まりに1人で参加してでろでろに甘やかされる後輩

なんだかんだいつもいる。来てくれる。
すごく友達想い、仲間想いで、いいやつの代表。
私が先輩の塊に突入してもあんなに可愛がられることはない。馴染んでしまう。
甘えるとこは甘える、自律もしてる、その辺のバランスがうまく取れてるんだと思う。
それにしても可愛がられ上手というか、輪を作るのが上手だなあと思う。
彼がいると場が一気に明るい。才能だ。



もう1人思い出した。愛嬌の塊。

彼は私が出会った中で1番の愛嬌者だ。
いるだけで安心するし、柔らかい笑顔に人が寄ってくる。知らない人でもその雰囲気にじわじわと侵食されて友達だったかのように繋がってしまう。

オンラインミーティング中、画面からいないと思ったら、なぜか部屋に猫が遊びに来ていた、みたいなことがあって、どうやったらそんなに可愛さ更新し続けられるねん、と後輩ながらずっと不思議で、でも憧れだった。

よくいろいろ忘れてきたり、マイペースな人だったけど、みんな彼のことが好きだった。
私も、生まれ変わったらあんな人になれたらいいのになと思う。


羨ましいんだよな〜


なんだかんだ憎めない、振り回されても近くにいて欲しいなと思うし、迷惑かけられてるなと思うこともあるけど、"らしいな〜"と思って許してしまう。


今から頑張って身につけられるもんではないんだわ。私にはずっとない、私が奇行に走ったら引かれる自信がある。


愛嬌、欲しいなって思うことは結構あるけど、なんだかんだ、今の振り回されるポジションに満足してる自分もいる。


愛嬌がある人には経験できないことだから、これは私の特別。


ここ半年くらい、自分の精神状態がいいなと思うのだけど、その理由として1つ、自分に無いものに諦めがついていることが関係してると思っている。


「諦めがついている」って言い方はちょっとマイナスに聞こえるかも。


「私にないもの」に対して「私ができること」があるってことにきちんと気づけている


って感じ。


弱みをひっくり返して強みと捉えていると言った方がわかりやすいのかもしれない。


若干強がってる感はあるけど、自分の弱みを素直に受け入れつつ、仕方ないけど、でもそれも私だし、強みかもねって思うことにしている。


失敗は全部私にしか得られない経験だし、間違ったら教えてくれる先輩後輩仲間がいるし、能力とか勇気のあるないで物事を捉えるのをやめた。


相変わらず、あの時こうすればよかった!って後悔は頻繁に心を抉ってくるけど、いろいろ頭の中でごちゃごちゃ言い終わった後、なんとも今日も人間らしかったわ〜と考える。


複雑な私ってめっちゃ人間だな!


そんな感じだ。


愛嬌?


やっぱり、できれば欲しいですけどね。

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