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免疫力を上げながら脂肪燃焼もかなえる「ショウガ白湯」

紅葉も始まり、だいぶ気温も下がってきて、朝布団から出たくなくなる時期になってきましたね。
これからの時期に、身体の内側から脂肪を燃焼してくれる助っ人を取り入れてはいかがでしょうか?


何かというと、特別な食材ではなく、日々の料理によく使われている「生姜」なんです。
生姜には、殺菌作用や免疫力アップ、脂肪燃焼効果や基礎代謝を上げる効果がある成分が含まれています。
また、生姜を食べると身体がぽかぽかすると感じたことがある方もいらっしゃると思います。

これから寒くなる時期に、是非取り入れていただきたい生姜について、今回はお話させていただきますね。

生姜には「ジンゲロール」という成分が含まれており、殺菌作用や免疫力を上げる作用があります。
お刺身の薬味や肉料理の下味に使用されるのも生臭さを消す効果であったり食中毒の予防効果が期待できるからなんです。
またこれからの時期、風邪やインフルエンザを心配されている方も多いと思います。ジンゲロールは体内に入ってきた細菌やウイルスを退治したり、解熱作用や鎮痛作用もあるので、日々の食事に取り入れていきましょう。

そして、もうひとつ!
これからの時期に生姜を取り入れていただきたい理由があるんです!

ジンゲロールですが、乾燥や加熱されると「ジンゲロン」と「ショウガオール」という成分に変わります。

このショウガオールには、血行を促進させたり、身体を温めるほか、代謝や発汗作用を高めてくれる働きがあります。
そのため、この生姜を日々の生活に取り入れることで、身体を内側から温め、内臓全体の機能を活発にさせ、脂肪燃焼や基礎代謝向上に繋げていきましょう。
お料理に使っていただくのはもちろんですが、今回ご紹介するのは「生姜白湯」。

白湯も身体にいいと話題になっていますね!白湯とは水を一度沸騰させた後に、人肌程度に冷ましたお湯のことです。
一度沸騰させることで、カルキや塩素が抜け、まろやかな味わいとなっています。胃腸を温めてくれたり、おなかの環境を整えてくれ、代謝を促す効果があると言われています。
そんな健康や美容効果のある白湯に、さらに生姜を入れて、より燃焼しやすい身体にしていきましょう。

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ショウガ白湯の作り方

①やかんや小さな鍋に水を入れ、皮付きのまま薄切りにした生姜を5~6枚入れ、沸騰させる。
②沸騰したら、やかんや鍋の蓋を取り、そのまま5~10分沸騰させる。
③50~60℃ほどまで冷やす。

<ワンポイントアドバイス>

*生姜の皮の近くには、ジンゲロールがたくさん含まれているため、皮のまま使用しましょう。
*お好みでハチミツを入れるのもおすすめ。
*時間がない時は、チューブの生姜の使用もOK。カップにチューブ生姜を入れ、沸騰したお湯を注いで、50~60℃まで冷ましましょう。

意外と簡単に出来る生姜白湯の作り方。ぜひ日々の食事に取り入れてみてくださいね。

しかし、生姜は刺激の強い食材でもあるため、胃や腸への刺激にもなるため、摂り過ぎは禁物です。毎朝1杯飲む生活から始めてみましょう。



By AZUSA OSUMI
身体の外側内側から健康をサポート
食で体内環境を整え、ヨガで身体のコンディショニングを整えていただきたく
管理栄養士としてレシピ提案や栄養指導、ヨガインストラクターとしてスタジオレッスンを行っている
またアーユルヴェーダ栄養学の勉強をし、個々の体質にあった生活スタイルの提案もしている

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