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日米のマネジメント、教育の違い〜TimeleszのAuditionを見て思うこと

日本人がアメリカ人を管理、教育するのって難しいよね。アメリカ人は口が立つし歯向かってくるし。
タイムレスというボーイバンドの新メンバーを選ぶというオーディションする番組がネットフリックスで見れるんだけど、文化の違いがなるほどなぁ、と見えてくる。
ノア君というアメリカ人が候補生にいる。色々注意されるけど、きっとピンときてない。注意されるごとに小さく小さくまとまってしまう。
日本の教育とは細かいところまで気を配り完璧を目指す。完璧よりいいものがないので、どうしてもマイナス評価になってしまう。あれダメ、これダメ、こうしたら失礼だと。自信がなくなってくるよね。
アメリカの教育は、生徒は無知から始まるので、色んなことを奨励して、間違ったら直すもの。だから取り敢えずやれ、と言う。できた時には自信になる。
これは人に注意をする時にも見える。そのオーディション番組でも、そんなんじゃダメだとかやる気をもっと見せてほしいと言うのだが、きっとアメリカで育った人にしてみれば、どうやってそうすればいいのかを教えてほしいと思ってるんじゃないかな。例えば、偉い美容師のマスターが若手に切り方を教えている時に間違った切り方をしていたとしたら…
日本「ハサミの角度が傾いてるよ」
アメリカ「ハサミをもっと上から持ってきて」
となる。
日本文化には言われる前に気づきなさい、そこまで言わせるな、というふうに教育を受ける側の頭に余地を与える。アメリカは教育を受ける側は何も知らないと言う前提なので、ズバリどうするかを伝える。
どっちがいい、悪いではない。でも人によってどっちが合ってる、合ってないはある。
アメリカ生まれでアメリカ育ちのノア君。うちの娘と被さる。頑張れ!

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