見ることで励まされるもの
物を残すことは普段あまりしていません。
以前は好きな漫画やCDを集めて保管していましたが、
スマホとサブスクの登場からいつでも見ることができるようになりました。
それでも最近買ったものがあります。
それはスラムダンクの映画、THE FIRST SLAM DUNKです。
この作品は自分にとって、実に思い出深い作品となっています。
まず自分たちの世代はスラムダンクが大好きな人が多いと思う。
それほどまでに大人気漫画アニメでしたから。
自分ものめり込んだ1人。
漫画はセリフを覚えてしまうほど何回も読み返し、アニメを見るときは全てのセリフを一緒に言って家族にうざがられていました。
それから30年。
スラムダンクの映画化が決定。
その年にまさかの休職。
そして復帰がその年の12月でした。
その年の12月から偶然にもスラムダンク上映が始まったのでした。
復帰まえに見に行って、
大丈夫、大丈夫。心臓バクバクだけど大丈夫。
となんとか乗り切れたのはスラムダンクのおかげ。
上映中は感動やらいろんな思いやらでずっと泣いていました。
そして先日の復活上映にいくこともできたのですが、そこでも涙。
と同時に、「よし、頑張ろう」という気持ちに純粋になれました。
それから考えて、ネットフリックスでその都度見れるかもしれないですけど、手元に置いておきたいと思うように。
きっとこの作品を見たら、自分は休職から復帰したあの時の気持ちを毎回思い出すと思う。
そこを乗り越えられたという気持ちが、これからの困難を超えていく力になってくれるんじゃないかなと思ったんです。
なので、とっても久しぶりにこういった作品を買いました。
自分の子供達と一緒に見れて良かったです。
もしかしたら今後、手元になくてもいいなとなったら手放すことがあるかもしれません。
でも、THE FIRST SLAM DUNKを見た思い出は決して忘れないと思います。
スラムダンク、井上先生ありがとうございます。