ひとつひとつの情緒を掬う「栞珈琲」
今日は、東京の根津にある、
「Innocence Define(イノセンス ディファイン 通称イーディー)」の栞珈琲の紹介とレビューをしたいと思います!
今年の3月に、住んでる北海道からイーディーを初めて訪れて、はや4ヶ月弱。
そのときは栞珈琲を飲めなかったのですが、
7月にめでたく1周年を迎えた栞珈琲を味わいたくて、今回ウェブストア
(→https://artisticpantie.stores.jp/)を利用してお取り寄せしてみました!
届いたもの(と私物の本)はこちら
燈灯と魔女と金魚を、寂彩と誰Juneを並べてみました。
1周年のお祝いでついてきた群青豆皿かわいい!寂彩と群青のブレンドに合わせた中島桃果子さんの言葉としおりのデザインが素敵!
見ているだけで幸せになれます。
3種類すべてのブレンドの珈琲を飲んだので、
今年の4月に珈琲飲み始めた初心者なのですが、自分なりに感想を書いてみようと思います
まずは、どきどきしながら頼んだ、「燈灯(とうとう」から。
このブレンドは1周年を記念して、中島桃果子「魔女と金魚」をモチーフに調珈されたものです
『燈灯』
とても飲みやすく、
やさしい口あたりと、味の柔らかさに心がほっとするそんな珈琲。
「魔女金命!」な私は、繭子が飲む姿を想像せずにはいられません。
その場所の風景(きっと木目を基調としたカフェだ)、
窓から見える景色(街の真ん中を通るデマイヨ河が見えているはず)、
――繭子はそこで自分のこと、仕事のこと、周りにいる大切な人のことを、あたたかい珈琲を両手で包み込みながら考えている――
そんな景色が、ぱっと思い浮かびます。
頭の中がこんがらがってるときに、こんな珈琲を口にしていたら、きっと心のすみから気持ちがほどけるような、そんな気がするだろうな
ぐっと力を入れたいときに飲んでいたなら、この珈琲はその力の入れどころに寄り添ってくれるだろうな
そんな安心感を与えてくれる、『燈灯』
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『寂彩』
口にふくんで飲みこんだら、
余韻と香りがすっと心に染み渡って自然と気分が落ち着いていきます。
そして、自分が珈琲の苦味を好きになれることに気がつく。
個人的にこの珈琲、すごく好き。
(栞さん、『寂彩』をチョイスしてくださってありがとう)
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3種類のブレンド飲みくらべも、贅沢にもやってみました(珈琲を淹れているときから楽しかった)
『寂彩』を飲んだあとに、『燈灯』を飲むと、
その裏表のない明るさと味の軽快さ、
気分を底上げするような酸味をより感じる
『KiKi』は何杯でも飲めそう!
いつもそばにいながら、
やさしく見守ってくれる相棒のような感じ
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飲みくらべてみて、
ブレンドによって珈琲の性格って変わるんだ!と体感しました
違い分かるのかちょっと不安だったけど、杞憂でした。
ウェブストアで、栞珈琲が北海道にいる私のもとに届く。
人と人との距離ってものを最近強く感じるからか、そばにいられなくとも繋がりたいものや人と繋がれることの喜びや感動もひとしおでした。
今度は栞さんが目の前で淹れて(調珈して)くれた珈琲を飲んでみたいな。
きっと緊張するだろうけど。
私の日常に、栞珈琲を届けてくれた栞さんに感謝。
これからも栞珈琲が、楽しみです。
2021.7.9 ミキ