見出し画像

"書ける"こと(ヒト活シリーズ)

こんにちは。Sayakaです。🌼

「ヒト活」に取り組んでいると、「ヒト科」として私たちが本来もっているスキルは何だろうか、と考える瞬間が増えてきた。前回は「赤ちゃんを可愛いと思う目」という生まれ持ったスキルについて掘り下げたが、今回は「書くこと」にフォーカスしようと思う。

多くの人にとって、何かを“書く”作業は「難しそう」「続かない」「自分には才能がない」と敬遠されがちだ。しかし、「情報を共有し合う」「自分の考えをストーリーで伝える」という行為は、ヒト科が昔から培ってきたごく自然な営みでもある。

本稿では、

  • なぜ「書くこと」がヒト科にとって自然で大切な行為なのか

  • 書くことで得られるメリットと相乗効果

  • 実践しやすい具体的な方法

を中心に解説していく。この記事を読むことで、「自分にも“書けること”がたくさんある」「書くという行為が、ヒト科としての活力につながる」という気づきが得られるだろう。さらに、「書くこと」を通じて新しいアイデアやサービスを知りたくなる感覚や、この筆者(わたし)が他に何を書いているのか読んでみたい、と思ってもらえれば幸いである。

それでは、「書けること(ヒト活シリーズ)」を探検していこう。


目次

  1. 「書くこと」はヒト科にとって自然な営み?

  2. 書くことで“自分”と“社会”が活性化する理由

  3. 具体的に始めてみる!書く習慣を続けるテクニック

  4. 書くことで広がる可能性:実例と成功パターン

  5. まとめと、ヒト活としての「書けること」の未来


1. 「書くこと」はヒト科にとって自然な営み?

◆ 言葉と物語で社会をつくってきたヒト科の歴史

ヒト科(ホモ属)の進化の過程で、情報伝達や物語の共有がどれほど大きな意味をもってきたかは興味深い。狩猟採集時代から私たちは、周囲に起こった出来事を仲間に伝えることで生き延び、文化を発展させてきた。たとえば、危険なエリアを回避するための情報共有や、狩りを効率化するための作戦会議などは、言葉によるコミュニケーションなしには成り立たない。

その後、文字が発明されてから「書く」という行為によって情報を蓄積し、より広範囲に共有できるようになった。これによって知識の量や広がりは飛躍的に拡大し、文明が大きく進歩したとされる。つまり「書くこと」は、ヒト科が何万年もかけて研ぎ澄ましてきた自然な能力の延長線上にあるのだ。

◆ 「書くこと」で脳が活性化

脳科学的には、手や指を使い文字や文章を生み出す過程で、前頭前野や海馬といった脳の様々な領域が活性化するといわれている。頭の中でモヤモヤしている考えを「言葉」に変換することで、思考が整理され、記憶や学習の定着が促進される。これは、赤ちゃんを可愛いと思う目が脳の報酬系を刺激するように、「書くこと」もまた、人間の心と頭を心地よく刺激してくれる営みである。


2. 書くことで“自分”と“社会”が活性化する理由

◆ 新しい記事が全体を引き上げる“相乗効果”

ブログやNote、SNSなどで新しい文章を投稿すると、その記事単体だけでなく、過去の記事にもアクセスが集まりやすくなる。わたし自身も新しい記事を書くたびに、これまで書いた「ヒト活」関連の記事のアクセス数がじわじわと上がるのを実感している。読者が「この筆者は他に何を書いているのだろう」とプロフィールをチェックしたり、プラットフォームのアルゴリズムが新着投稿をしている作者を積極的に表示したりすることが要因だ。

こうした「新しい刺激が全体を活性化させる流れ」は、人が新しいスキルを身につけると、それまでの知識や経験にも好影響をもたらす“学習の相乗効果”に近い。ヒト科として、学びとアウトプットが循環し始めると加速度的に成長していく。書く習慣を続けることは、自己もコンテンツも同時に成長させる手段として有効なのだ。

◆ 書くことで「自己表現」と「他者とのつながり」を得る

「書く」という行為は、一見すると個人的な作業に思えるが、実際には多くの読者やコミュニティとの接点を生み出すきっかけでもある。

  • 読者からのコメントや感想

  • 同じテーマを扱う仲間とのコラボレーション

  • 仕事やプロジェクトの依頼

こうした反応が返ってくると、さらに「もっと書きたい」という意欲が湧いてくる。これこそがヒト科の自然な“協働”スタイルであり、「書くこと」が自己満足に留まらない最大の魅力でもある。

◆ 筆者の実体験:Note執筆2ヶ月で感じた“セラピー効果”

わたしはNoteを書き始めてまだ2ヶ月ほどだが、書く行為そのものが「伝えたい気持ち」を吐き出す時間になっていて、セラピー的な役割を果たしていると感じる。同じヒト科の仲間たちに情報を届けることが楽しいのか、記事を書き終えたあとは決まってワクワクする。実際、書くことで嫌な気持ちになったことは一度もなく、「これはヒト科として自然な行為なのだろう」と思うに至ったのだ。
頭の中のモヤモヤや言葉にならない思いを整理して外に出し、それを読んでくれる人がいるという流れが、脳の報酬系をポジティブに刺激しているのかもしれない。


3. 具体的に始めてみる!書く習慣を続けるテクニック

◆ 1. テーマを細分化する

いきなり大きなテーマを抱えて書こうとすると、どうしても筆が進みにくい。そこで、テーマをより細分化してみるとよい。たとえば「子育て」について発信したい場合、「赤ちゃんを可愛いと思う仕組み」「夜泣き対策」「ベビー服の選び方」など、具体的なトピックに分けて書いていくと取り組みやすい。

◆ 2. 毎日○行でもよいので続ける

書くハードルが高いと感じるなら、1日3行だけ書く、という小さな目標を立てるのも手だ。実際に書き始めると「もう少し書けそうだ」と思う瞬間が来る。これは小さなステップから始めることで、大きな成果につながる典型例である。

◆ 3. アウトラインを先に作る

思うままに書こうとすると、途中で何を書いているのか分からなくなることがある。そういうときは、最初に見出しやアウトラインを作っておくとスムーズだ。

  1. 導入(問題提起・この記事を読むメリット)

  2. 本文の大見出し(テーマ別)

  3. 結論(要点まとめ・筆者の視点)

このように枠組みだけでも先に作れば、完成までの道筋がはっきりして楽になる。

◆ 4. 書く時間と場所をルーティン化する

朝のコーヒータイムに30分、寝る前の布団の中で5分、通勤電車でスマホにメモするなど、毎日の生活リズムに“書く時間”を埋め込むと続けやすい。無理のない頻度から始め、気づいたときに書く習慣を身につけるとよい。


4. 書くことで広がる可能性:実例と成功パターン

◆ 実例:日記ブログから本の出版へ

ある人は子育て日記をウェブ上で綴っていただけで、読者が増え、そのままエッセイ本として出版につながったというケースがある。1日数行の投稿を欠かさず続け、読者とのやり取りを大事にしていたことが、思わぬビジネスチャンスを生み出した。

◆ SNS投稿から商品開発につながる

SNSやNoteでアイデアを発信し続けていたら、ある企業担当者の目に留まり、新商品のコラボ企画につながったという話もよく聞く。「書く力」があるということは、自分のアイデアの背景やユーザー目線の要望を言語化しやすいという点で、企業側にも魅力的に映るのだ。

例えば、「子供が夜泣きしたときに使えるベビーアイテム」について詳しく書いていたら、それが企業の商品開発担当に見つかり、新プロダクト開発に協力することになった、というような事例がある。特別な才能がある人だけが得られるチャンスではなく、書き続けることで巡ってくる可能性なのである。

◆ 「書けること」から新しいサービスを知り、導入したくなる

「書くこと」を習慣にすると、同じジャンルやテーマの新しい情報が自然と集まりやすくなる。筆者自身も、子育てやヒト活に関する本を調べていくうちに、思わぬ良書や便利なサービスを発見することがある。
読者の側も、記事内で紹介された商品やサービスを見て「ちょっと試してみたい」と興味が湧くかもしれない。書き手と読み手がお互いに情報を交換し合うことで、新しい出会いが生まれるのはオンラインのプラットフォームならではの醍醐味だ。


5. まとめと、ヒト活としての「書けること」の未来

人間がもともともっている「言葉を使って表現し、他者と共有する力」は、子育てにおける「赤ちゃんを可愛いと思う目」と同じように、ヒト科の本質的なスキルである。書くことで脳が活性化し、学びや発見が深まり、コミュニティとのつながりが生まれる。さらに新しい記事の投稿が過去の記事まで引き上げるように、小さな行動が思わぬ大きな反応を呼び込む“相乗効果”は、まさにヒト科の得意技といえる。

「書きたいけどどこから始めればいいか分からない」という人は、

  • テーマを細分化する

  • 1日○行でよいので書く

  • アウトラインを先に作る

  • 書く時間をルーティン化する

といった方法を試してみるといい。続ければ続けるほど、自分の中に眠っていた「書けること」の豊かさに気づくだろう。

◆ 今後の展望:ヒト活としての「書けること」

AIが発展している時代だからこそ、ヒト科としての「生の体験」や「感情」に裏打ちされた文章表現の価値はむしろ高まると考えている。これからも「ヒト活シリーズ」を通じて、私たちがヒト科として生まれながらにしてもっている力を深堀りし、どのように活かしていけるのか考えていきたい。

もし本稿を読んで「少しでも書いてみようかな」と感じたなら、その気持ちを素直に行動に移してみることをおすすめしたい。ヒト科だからこそ感じる喜びや悩み、ちょっとしたエピソードにも、人を引きつける力が潜んでいる。


◆ 参考にしたい本・サービス

これからも「ヒト活」について、日々の体感や面白い情報を発信していきます!フォローやブックマークなどで継続的にチェックしてもらえれば嬉しいです。

あなたの“書く力”が大きく花開くことを願っています🌼
Sayaka.

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集