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私が貯金体質になるまで④

「私が貯金体質になるまで」。
今日はこのシリーズの最終回をお届けします。

就職してお給料をいただいたことをきっかけに、お金の管理を始めた私。

①時々、旅行をする
②一人暮らしをする


当初はこの二つの目標を立てて、お金のやりくりをはじめました。
結果として、お金のやりくりをきちんとした結果、私は問題なく二つの夢を実現しました。

夢その①時々、旅行をする


①旅行については、1か月に1万円ずつ貯めていたのでそこから捻出。
新幹線や飛行機に乗って京都や広島等によく一人旅に出かけました
また、恋人(今の夫)ともスノボに行ったり、グアムにも行きました
さすがに海外に行ったときは旅行貯金を増額していたかもしれません。

結構色々好きに遊んでいましたが、純粋な貯蓄も毎月確保していたので、安心感がありました

夢その②一人暮らしをする


②の一人暮らしについては、就職してから2年半ほど経った頃に実現しました
まず敷金×礼金で30万円以上のお金が必要になるのでその資金と、一人暮らしに必要な家電や家具などを購入するお金を貯めました。
当時私は高田馬場まで通勤していたため、23区内の駅近に部屋を借りたいと思っていました。
ただし、そうすると家賃は高額...敷金礼金もぐっと高くなってしまいます。
そのため、少しでも費用やランニングコストを安く抑えるために、私は「築年数が経っているけれどメンテナンスのされている部屋」を借りることに決めました。
築30年超で、7.5畳の和室に4.5畳のダイニングキッチンがあり、バス&トイレが別になっている部屋で、駅からは5分程。それで家賃は68000円。オーナーがタバコ嫌いで、吸わないと約束してくれるならとかなり格安な家賃にしてくれたのも決め手でした。
結局独立には50万円以上かかった記憶がありますが、ずっと憧れていた「自分だけの城」という夢を実現した感動は今でも覚えています。

一人暮らしの頃


一人暮らしという大きな夢を実現してしまった後は、旅行以外の大きな目標がしばらく無かった記憶があります。

2008年の家計簿が見つかったので確認してみると、

毎月定額:10000円
旅行積立:10000円

という基本構造は変わっていなくて、そんなにバシバシ貯金してるわけではありませんでした
ただし、賞与が入った際に大部分を貯金しているので、それで年間貯金額がそれなりになっている状態でした。

細かく見てみましたが、やはり一人暮らしをしていると様々なことに毎月固定で費用がかかっているので、あまりまとまった額を貯金するのは難しかったんだな、という印象でした。
この時点では、お金の管理はできているけど貯金体質とまでは言えない状態だったと思います。

私が貯金体質になった決定的きっかけ


では、私はいつ貯金体質に変化したのでしょうか?

結論から申しますと、結婚をしたタイミング、自分の収入が自分だけのものではなくなった時です。

私の夫は結婚をしたら、家計の管理をすべて私に任せると言ってくれました。
そのため、夫と私の収入の管理をすべて私がすることになった
のです。

夫は通帳まで渡してくれて、「うまいことやりくりしてね」と私に、家のお金に関する全てを託してくれました
更に自分はお小遣い制でいいと言うのです。そして元々かなりの倹約家です。

これはもう、無駄遣いはできません

その時に私は、「よし!きちんと家計を管理して、お金で困ることのない家庭にしよう!」と決意しました。

私の収入はすべて貯蓄


二人の収入を合算して家計管理をすることになった私。
ひとまず、夫の収入だけで生活し、私の収入はすべて貯蓄することにしました

私の入っていた共済がかなり良い利率だったため、私の収入が自動的にそこに流れていくように申し込みをしました。
会社を通じて申し込みをしたため、経理担当の方に「え?全部貯金するの?そんな人初めてだよ」とあきれられたのを覚えています。

そのように天引きにして「強制貯金」する状態にしたので、日々のやりくりに関しては私の収入は無いものとして、家計管理をすることにしました。

ここから、我が家の貯蓄額はうなぎ上りであがって行くことになり、出産後に私が退職して夫の収入のみになったあとも、毎月手取りの約4割を貯蓄することを継続しています。

🐈🐈🐈



...と、ここまでが貯金出来ない女だった私が貯金体質になるまでのヒストリーです。

振り返ってみると、結婚前まではそんなに多くは貯金していなかったことに少し驚きました。独身の頃から貯金が出来ていた気がしていたので。

つまりは、私の場合は結婚することでお金に関する価値観がものすごく変わったんだ、ということに改めて気づきました。

人の稼いだお金を管理することから来る責任感はもちろんですが、倹約家である夫のお金の使い方にもかなり影響を受けていると思います。
どんな人と一緒になるかで、その辺りも変化して来るんでしょうね。

何かの参考になれば幸いです。

次回からは、結婚後の家計簿の振り返りをしてみたり、現在の家計管理などについても記事に出来ればと思っておりますので、また読んでいただければ幸いです。

本日も読んでいただき、ありがとうございました。

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