展覧会2日目も盛況!ありがとうございました。
2日目にして、会場の写真を撮り忘れました…。
昨日までの残暑はどこへやら。銀座はすっかり秋の空気に入れ替わっています。
一番のりのお客さまは10時半にお見えになりました。画廊がオープンしたての午前中は、廊内が新鮮さと静謐さに満たされて、長谷川潾二郎の作品と呼応しているようです。
今回は、通常の画廊、美術館での展覧会と少し異なる点があります。私や夫が在廊している場合に限ると思いますが、作品の撮影OKであること、ノーフラッシュであることなどのご案内を軽くしています。少し煩わしく思われるかもしれませんが、潾二郎の空間へようこそ、という気持ちを込めています。
最後に図録をお渡しする際に、この展覧会をお知りになった経緯など簡単にお聞きすることもあります。
2日目は、画廊の前を通りかかり、ふらっと立ち寄ってくださる方、縁ある画廊・美術館に置かせていただいたご案内をお持ちになる方もいました。
潾二郎を知ったきっかけが、芝崎友香さんの「百年と一日」の表紙《紙袋》、今井真実さんの「料理と毎日 12か月のキッチンメモ」の表紙《月桂樹の葉》という方もいらして、装幀・表紙のチカラの大きさを感じました。
※※2024.9.29修正。今井真実さんの「料理と毎日 12か月のキッチンメモの表紙は、《フライパンと卵》ではなく《月桂樹の葉》です。修正しました。※※
そして、2日間、在廊して気づいたのは、画廊に入られる時とお帰りになる時のみなさんの表情が違うこと。最初、少し緊張されているご様子ですが、潾二郎作品をじっくり堪能されたあとは、満たされたご様子で、一様に穏やかで、晴々となさっています。言葉を交わすと、ぽかぽかしたお気持ちが伝わってきて、こちらもうれしくなりました。お話聞かせていただき、ありがとうございました。
あすから平日。
お昼休みやお仕事帰りなどのお立ち寄りも大歓迎です。
午前10時から午後6時までお待ちしております。
生誕120年 長谷川潾二郎展 ~ひっそりと、ささやかに。あの日の先に
▶会期:9月30日(月)まで
▶会期中無休
▶午前10時~午後6時(最終日午後4時まで)
▶入場無料 (販売なし展示のみ)
▶場所:鈴木美術画廊 東京都中央区銀座1丁目13-4大和銀座ビル
▶TEL.03-3567-1114
▶主催:長谷川潾二郎 愛好家