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ガチャガチャがもたらすエネルギーの源泉
今日の仕事帰り、妻にどうしてもプレゼントしたいものがあり、街中を探し回った。
いわゆる、記念日というやつであり、どうしても「ソレ」を見つけたかったのだ。
ただ、それが特定の場所に必ず売っている、という品物ではなく、いわゆる、ガチャガチャで手に入るものだった。
もう、街中のガチャガチャスポットを走り回り、くまなく探した。
けど、、、
見つからなかった。
くそう。
見つけて、プレゼントしたかったなあ。
高価なものでもないし、ネットでそれっぽいものを見つけて買うこともできるだろうけど、どうしても、ガチャガチャで欲しかったのだ。
とはいえ、街中探して見つからなかったのだから、仕方がない。
悔しがりつつも、帰宅したのだった。
本当にオチも何も無い話なんだけど、ちょっとだけ気づいたことがあるので、それを書いてみる。
僕は基本的に家に引きこもり、本を読んだり、文章書いたり、映画観たり、アニメ観たり、ギター弾いたりするのが好きである。
あと、たまーに、近くの公園に行って、自然を感じるのも好きだし、散歩するのも好きだ。
仕事以外での行動範囲は非常に狭い。
そんな省エネ・引きこもり大好きな僕が、街中を駆けずり回り、ガチャガチャコーナーを探し回ったわけだ。
我ながら、とんでもなくエネルギー消費が大きい行動だと感じる。
しかも、仕事帰りでほどほどに疲れていた状態にもかかわらず、である。
こういった行動ができた理由はなんだろうか?と、考えてみた。
そして、
導き出された結論は、ありきたりすぎて笑えるけど、
大切な人を喜ばせたい。
という気持ちである。
ただただ、その一点の思いを抱きつつ、僕は額に汗をかきながら、ガチャガチャを探し回ったのだ。
仕事で疲れていることなど忘れるほどに、無限にエネルギーが湧いてくるかのような状態だったと思う。
ここで、
一般的に、エネルギーが湧いてくる方法を挙げてみると、
・物事に締め切り設ける
・誰かに強制される
・自分で自分のやる気スイッチを押す
という方法があると思う。
締め切り効果、なんて言葉もあるように、何事も「終わり」を意識することで、集中力が高まりエネルギーが湧いてきたりする。
次に、誰かに強制されるというのは、湧いてくるというより、「無理やり引き出される」というイメージかもしれない。
締め切り効果にしろ、誰かに強制されるにしろ、どちらの方法も「瞬間的」にエネルギーは湧いてくるけど、同時にストレスも高まってしまう。
特に、「誰かに強制される」というのは非常にストレスがかかるものだ。
なので、一時的にエネルギーが湧いてきたとしても、強制が解けると同時に、反発が起きたり、ストレス解消で良くない習慣をやってしまったりもする。
ようは、押さえつけるようなやり方でエネルギーを引き出したとしても、強制力が無くなると同時に、バネのように強い反動がやってくるということ。
では、最後の「自分で自分のやる気スイッチを押す」という方法はどうだろうか?
これが結構ムズカシイ。それができたら苦労しないよ!と、感じている人は多いように思う。
そもそも、やる気というのは、自然と湧き上がってくるものではなく、「行動」するからこそ「出る」ものであって、やる気が出るのをぼーっと待っていても、やる気が自然と出ることはない。
つまり、自分が「どんな行動をすれば」やる気が出るのかを、自分で把握しておく必要があるということ。
例えば、僕の場合のやる気スイッチは日課である「写経」だ。
内容は、自分の尊敬する人のメルマガ、ポストの内容なんかを写経する。
これは僕にとって脳の準備運動のようなものであって、最初からnote執筆するぞ!という作業は負荷が高いので、最初は軽めの運動(写経)からスタートしている。
「写経」でやる気スイッチがオンになり、そこからシームレスにnote執筆に取りかかる、というのが僕の作業パターンである。
で、話を戻すと、
エネルギーが湧いてくる3つの方法をなぜ紹介したのかと言えば、最後の「自分で自分のやる気スイッチを押す」方法として、
大切な人を喜ばせたい。
という気持ちも、大きく関わってくると感じたからだ。
noteを書くにしても、大切な人に伝えたい、とか、大切に人を楽しませたい、という気持ちがあれば、
文章のキレイさなんか度外視して、自然と手が動き、自分の溢れる想いを文章にしていくことができると思う。
大切な人に対する「想い」が、文章に熱量がのっかり、読む人の心に届くのだ。
なので、
あー、今日はなんかやる気スイッチオンにならないな〜。
という日があったときは、自分の大切な人に対してこれだけは伝えたい!とか、こんな話したら喜んでくれるかな?とか、この話したら笑ってくれるかな?みたいに、
ワクワクしつつプレゼントを考えるように物事にとりかかることで、自然と「やる気スイッチがオン」になる。
これは、自分の中に「無限にエネルギーが湧いてくる源泉」を創り出すようなもので、
ワクワク、夢中になっている状態というのは、エネルギーがどんどん溢れてくるのだ。
そして、こういったエネルギーは「瞬間的」なものでもなく、「持続的」なものであり、ストレスは増えるどころか、むしろ減るから驚きだ。
作業が終わった後の疲労感は確かにあるけど、それは「充実感」で満たされたような心地よさを感じる。
そんなわけで、
今回のコンテンツはガチャガチャを探し回った結果、生み出されたものであり、
大切な人を喜ばせたい。という気持ちが「エネルギーの源泉になりうる」、という発見にも繋がったのだから、結果オーライ。
そんな風に考えると、ガチャガチャを探し回った甲斐があったのかもなと。
でも、やっぱり、アレ欲しかったなあ。
おわり。