細見美術館美しい春画展
京都細見美術館で展示されている美しい春画展にいきました
葛飾北斎と喜多川歌麿のユニークで艶やかな春画の世界を堪能しましたよ
どうやら国内8年ぶりの本格的な春画展だそうです。
⚫︎アクセス
⚫︎開催期間(開閉時間)
⚫︎入場料金
⚫︎細見美術館
大阪の実業家、細見家三代が収集した日本美術のコレクションを展示する民間美術館。
設計者は大江匡(おおえただす)
建物はモダンな作りで吹き抜けになっており開放感があります3階は茶室になっていて。日本の和の心を感じます。
⚫︎せつない春画
当展の写真撮影は作品保護のため撮影は禁止でした。
暗い部屋で春画を鑑賞しました。
光があるのは展示されている春画が置いている場所だけで、春画だけにしか集中できないようになっていました。
日本美術を収集している美術館なだけあって谷崎潤一郎の陰翳礼讃などを参考にして展示しているのかな?っと思いました
集中して春画を鑑賞しました。
喜多川歌麿の歌麿くら(うたまくら)全十二図の中の一つに心を掴まれました。
男女二人いるのですが男性は手と着物のしか見えなくて女性が手で顔を隠し、紗(しゃ)のような薄い黒色の着物が、太ももと局部あたりに雪崩落ちている春画でした。
女性が顔を隠すその仕草と構図の表現はすごく官能的で同時に性愛の淋しさも感じる作品でした。
メインの美しい男女二人の春画も展示の名前になっている通り美しい春画でしたが、それ以上に春画の幅の広さに驚きました。
貴族から同性同士、一寸法師から河童までと非常に幅が広いところでした。
春画は名を表すように貴族や庶民、妖怪までもが待ち望む“春の季節”のようなものだったのかもしれません。
⚫︎春画展グッズ
春画展にはいろんな工夫をきかせたグッズが販売していました。
春画のポストカードはもちろん、春画のハンカチなど、私は、春画香と春画みくじ(フォーチュンクッキー)を購入しました。
春画香は石鹸のような爽やかな香りでした。
⚫︎春画展flyer paper
⚫︎喫茶店
細見美術館を出て右の横断歩道を渡ったところに東京銀座にある老舗喫茶店「You」をオマージュした喫茶店「me」というレトロな喫茶店がありました。
プリンがとても滑らかで絶品でした。
ここのオムライスもとても美味しいと有名なのでまた岡崎公園あたりにきたら食べてみたいと思います。
⚫︎愛とは?
ここの喫茶店ではレトロな店内の雰囲気と共に昭和80〜90年代のヒット曲がBGMとしてかかっていました。
「桃色吐息」から「セーラー服を脱がさないで」「真夏の夜の夢」などの春画展帰りの私たちを待ち構えていたようなプレイリストでした。
BGMを楽しく聴いていると80〜90年代の曲は「抱いて」「週刊誌みたいなHがしたい」などの性愛的な歌詞が多くプリンをスプーンから落としそうになりながら聴いていました。
この年代の曲は恋愛や性愛的な歌詞がとても多いような気がします
逆に現代のヒット曲や流行している曲はラブソングが少ないような?統計を取ったわけではないので私の感覚ですが。
ですが、今の若者達がラブソングを失ったわけではないと思います。
恋愛や性愛的なことを書かなくても友情や自己肯定感を高める曲などの形を変えてラブソングが増えているなと思います。
もちろん恋愛の歌もありますがいろんなLOVEの表現が増えたような気がします。
いろんな形でLOVEも春もあるそんなふうに思いたいです。
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