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読書メモ 運動脳
私たちの脳は原始時代から進化していない
だから、体を思う存分に使い運動することで脳を働かせ、
体調を良くすることができる
新版・一流の頭脳 運動脳 アンデシュ・ハンセンさん著
最近何かと話題の運動脳の本をたまたま手に取ったので、まとめていきたいと思います。
テレビでもやってて、なんか気になったのが、動機です。
いつも運動不足だな〜と思いつつも、
運動と呼べるほどの運動をしていない私。
理想は、毎朝のランニングなのですが、朝にシャワーを浴びるのがもったいないという言い訳を長年続けております。
夏場は少しやっていたのですが、冬は汗が冷えて風邪ひいたら大変だという理屈を考えだし、日光を浴びるためのウォーキングを15分〜20分程度やっています。
私の場合、PMSがひどく、ぐったりしてしまったり、涙もろくなってしまうことがあるので、セロトニンを増やすために、やむなくやっているような感じです。
運動の効用は、
・集中力が増す
・気持ちが晴れやかになる
・不安やストレスが減る
・記憶力が向上する
・創造性が増す
・知能が高まる
などなど、めちゃくちゃ良いものであると言われています。
ではなぜ、わかっていても運動したくならないのか?
それは人間が原始人だからです。
原始人は、体力が温存できる時は温存する
食べ物が目の前にあれば、誰かに食べられないように全部食べるか持ち帰る。
そのようにインプットされています。
なので、動く必要がないなら、動かないでおこうと考えるのが自然だということ。
確かに原始人が、体調が悪くなるから動いておこうだななんて考えませんよね。
運動したくないし、ソファでポテチを一袋食べてしまうのにも
脳のしくみが影響しているということが分かります。
しかし、脳を働かせるには、移動することが大切です。
”移動”
ハンセンさん曰く、
脳の最も重要な仕事は移動だということ。
世の中の生物で移動するものにだけ脳があるというハンセンさん。
栄養を他で取り入れるために移動するということが脳の仕事であるそう。
移動距離と脳の大きさは比例するということもわかっているそう。
より活動してきたものが生き残ってきた人類。
人類がみんなソファに座り、スマホや動画に依存するようになってしまったら・・・と思うとゾッとしますね。
移動しなくなってしまった私たちは脳の機能が低下
荒廃の一途を辿るというのはSF映画にもありそうな話
そうならないためにやった方がいいこと
ウォーキングか軽いジョギング(30分×5回 週の合計150分)
or
ランニング(週3回×20分)
これはより高い効果を期待するための数値だそうで、
たとえ5分でも一歩でも始めることが大切です。
毎日意識的に歩くようにするだけで、認知症の発症率を40%減らせる
しかも週5日でOK
そして、血圧・血糖値・体内の炎症も改善する
ここまでわかっていてもやらない人が多いとハンセンさんが嘆いています。
もしも、認知症の発症率を40%も減らせる薬が開発されたのなら、
飛ぶように売れるのに人は運動となるとやらないのだそう
うつ病も社会問題ですが、ウォーキングやランニングでうつを防いだり、
うつとまではいかなくとも、なんか調子悪いというような不定愁訴などに
運動がとても効くとされている。
運動をすると最強の脳内物質
”BDNF”という意欲減退を防ぐタンパク質が作られるそうです。
BDNFは、新たに生まれた細胞を助け、初期段階にある細胞の生存や成長を促す役目も果たしているのだとか。
それに加え、脳の細胞間のつながりを強化し、学習や記憶の力を高めており、細胞の老化を遅らせる働きもしている。
いわば、脳の天然肥料や〜〜〜
うつ病を患った末、亡くなられた人の脳を調べるとこのBDNFの濃度が低かったということもわかっているそう。
このBDNFを高めるのに最適なのが運動。
運動するとBDNFが作られ始め、運動をやめても数時間持続
心拍数がある段階まで増えると、BDNFは大量に生成されるようです。
有酸素運動が良いとのことなので、
ウォーキング
軽いジョギング
ランニング
サイクリング
などが良いです。
筋力トレーニングより、有酸素運動!
なかなか、できない思い腰を上げたい。
ウォーキングはかなり軽めなのを毎日続けられているので、
私は週2回の軽いジョギングを始めようかなと思っています。
ではまた〜〜