「酔いどれ天使」を観て
ごきげんよう。
GW最終日いかがお過ごしですか。
黒澤明監督の「酔いどれ天使」という映画を観ました。
正直セリフが聞き取りづらかった、、、
何言ってるのかあんまり分からなかった、、、
けれど、また観たい。
非常に面白かったです。ここ最近見た映画で一番です。
ヤクザの世界。
落ちぶれていく松永、手のひらを反す世間の人々、何も変わらず愛情を捧げる医者の真田。
三船敏郎がかっこよすぎて、見入ってしまいました。
ファンになりました。
「羅生門」の三船敏郎と同一人物なんですか、、、
今までは、流行りの細見の草食系ボーイが好きだったのに
三船敏郎を見た瞬間、恋心を盗まれる始末です。
今の若い子たちが、この映画を観たら、
三船敏郎ブームが巻き起こるんじゃないかな。
また医者である真田の、口が悪いけれど、その裏に隠された松永への愛情が、観てて本当に心が温かくなりました。
酔いつぶれた松永に布団をかけるシーンや、松永の兄貴分の岡田に盾突くシーンは良かったですね。命が狙われているのに、怯まない姿勢。本物の愛。
「臆病者がヤクザなんかをやるんだ」
「人間に一番必要な薬は理性だよ」
という2つの真田の言葉も印象深い。
はてさて、今日はGW最終日。
もう一本くらい映画を観ようかな。
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