そばの聖地で行われた「幌加内新そばまつり」へ
9月上旬、早刈りの蕎麦が収穫される時期を迎えた。そして北海道最大のそばイベント「幌加内新そばまつり」がやってきた。
車を走らせること約2時間半🚙💨さすがに早く着いたせいか、臨時駐車場にはスムーズに停めることができた🙌ちなみにこのお祭りには、人口約1300人の町に2日間で約4万人が来場するのだから、“そば”の力はスゴイ!
絆の会に誘ってくれたN田さんが”会津磐梯そば道場”のお手伝いをしているということで顔を出したところ、役場の2階でそば打ち。朝9時前の段階で既に7回ぐらい打ったとか…。すっげ~。
挨拶もそこそこにそばブースめぐり。そして朝食そばは越前のおろしそば。大根おろしが入っているので、さっぱり食べられる。うまい。
幌加内高校のそば提供は2時間待ち。
毎年高校生が打ったそばを求めて、わざわざ蕎麦ファンがやって来る。このイベントで最も人気のあるブースだ。
そして食べるだけでなく、今回北海道そば打ちNo.1の座を争う「北海道素人そば打ち名人大会」にも足を運んでみた。
大会の概要は、40分以内で粗挽き1.5kg(うちつなぎ100g)を打ち切るという内容。なお、一般の名人戦は1kgを30分以内(全日本の決勝大会) or 40分以内(それ以外の大会)なのでハードな戦いだ。
参加者名簿を見渡すと、北海道名人の座を目指して、北海道はもとより、遠くは岡山県から参戦しているそば打ち師もいて、その意気込みに圧倒される。
名人大会の第2組目を観戦したが、水回し、のし、切りの全ての工程において、ソツのなさ、丁寧さが感じられ、真剣勝負のそば打ちは見ていて痺れた。
試技を終え、参加者がいる会場に入り、作品を見学👀どの作品も生舟にきれいに入っている。クオリティが高い。たまたま写真を撮ることができた方の作品は、この大会の2か月後、福井で行われた全日本の決勝大会で見事名人となったK札六段のもの。今考えると大変ラッキーだった。
それまで食べるだけだった「幌加内新そばまつり」。そば打ちを始めることにより、「食べる」だけでなく、「そば提供の裏側」や「そば打ちの技術を争う場面」を見ることができ、本当に充実した1日だった。
-----------------------おしまい-----------------------