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家の窓から流星群を見る

星を見ることが好きです。
知識は何もないので、それが一体何の星で何の星座なのかはわかりません。
でも、星って綺麗だし、見られたらラッキーだから、嬉しい気持ちになります。


星が見られたらラッキー、
何故なら夜空の星を見るには以下のような条件があるからです。

・空が晴れている。
雲があるとどうやっても星は見えません。
雨は絶望的です。
ですが曇りでしたら待ってみると雲が風で流れて案外見えたりします。

・街明かりが少ない。
星よりも明るいものが近くにあると、星の明かりは目に見えません。
ただ、星の見えるスポットをうたう山奥に行かなくてはならないと思いきや、繁華街に居なければ案外見られる気がします。
やや田舎に住む私、国道沿いは明るいですが住宅街は暗いので、自宅の窓から星が見えます。
1番明るい一等星くらいなら案外どこでもみられるのでは?

・月明かりが明るくない。
満月は夜が明るいです。なので月明かりに負けて星は見えにくいです。
満月でない夜の方が星が見えやすいです。


ということで星を見るには、天候、環境、日にちが影響します。
これらの条件が揃って星が見られたらラッキーだなって思いません?

もっと星を専門的に見るならば、条件はもっとあると思います。
しかし一等星を見つけるだけならこの条件で十分だと思います。


ちなみに一等星とは、
固有の星の名称ではなくて星の明るさの等級のことです。なので一等星は複数あることになります。
二等星、三等星と明るさの順に等級が下がります。

星素人の私は、パッと夜空を見て見えた星が一等星だと思うことにしています。どれがどの星とかはわかりません。


夜空をしばらく眺めると、夜に目が慣れて見える星が増えてきます。
そうしてだんだん見えてきた星を、自分の中で二等星、三等星、と勝手に呼びます。
調べたら違うんだろうけど、そのくらいの軽い気持ちで夜空を楽しんでいます。


星を見るときは、できれば10~20分程度、暗闇に目を慣らしてほしいです。
人の目がゆっくり暗闇に慣れていくので。

今夜は星が綺麗に見られるとニュースを見て、いざ夜空を見てみると何も見えなくてがっかりしたことはありませんか?
私はそうでした。

しかし、星が見られる条件が揃っているなら、あとは目が慣れていないだけです。暗闇で少し待てば星が見えるはず。
さらにまてば二等星、三等星が見えるはず。楽しくないですか?


とはいえ冬の夜は寒いし、今時スマホも見ずにただ待つなんてこと、苦行に思う人も多いかもしれません。
そんな時は、夜の帰宅時なんかに空を見上げてみてほしいです。
帰宅中に目が夜に慣れてると思うので、きっと見えるんじゃないかと思います。

冬は天体観測。(夏はポケモン)
冬は空気が澄んでいて夏より星が見えやすいです。
さらに素人でも見つけやすいオリオン座が見えます。

私が星に関心が向くようになったのはオリオン座を自分の目で見た時からです。
初めて自力で星座を見つけたことが嬉しかったのです。

オリオン座は一等星と二等星を含む、7つの明るい星が特徴的にならんでいるので見つけやすいです。
(正確にはもっと暗い星も含むそうですが大体目視できないので省いてしまいます。)


オリオン座
これが空にあります。見つけやすいです。


毎年冬になるとオリオン座を見上げるのが楽しみです。

ちなみに他の星座はよくわかないですし全然認識できません。
正直私は、星座は無理矢理つくったものばかりだなと思っています。
星二つでこいぬ座とか、意味わからなくないですか?(暴言)

いつか分かるようになるのか、はたして一生認識できないのか。

こいぬ座
こいぬ...?



他にオススメの星は火星です。これは星座ではなく単体の星です。
明るくて肉眼で赤いことが分かるので分かりやすいです。
よく見えるのは夏ですが、冬でも見えます。


火星
鉄錆の色らしいです。


大体の星は見える時間や方角が季節で変わるだけで一年中見えるそうです。
教えてもらうまで知りませんでした。

夏の大三角は冬でも見られます。見える位置が違うだけです。
ようは旬はあるけど一年中食べられる食材、みたいなもんですね。


オリオン座から星に興味を持った私、山奥のホテルで星を見る会に参加したりもしました。
星の専門家の話を聞きながら、星を見られる会でした。

しかしその日は曇りという天体観測悪条件の日、星専門家の話を聞いて終わりになりそうな日でした。
天候は運次第なので仕方ありません。
星を見ることを諦めて早々に帰える客も多かったです。

しかし、1時間粘っていると雲が流れて月が見え始めました。
2時間経つとさらに雲が流れ星が見え始めました。

「あ、今なら見えそう!」と慌てて望遠鏡を覗き、「あ~見えない」と座って待つことを2時間繰り返しながら夜空を見ました。
雲の合間を狙い、暗闇の中を大人複数人が右往左往しながら夜空を見上げる会、面白かったです。
「今激アツだよ!」とか言ったりして、白熱です。

寒さに2時間耐えて見れた星なので、達成感があって良い経験でした。




さてやっと、タイトルの家の窓から流星群を見る、です。

1月3日の夜中、正確には1月4日の午前2~4時頃、「しぶんぎ座流星群」が見られるとのニュースを見たので、家の窓から見ることに挑戦しました。

お正月ですっかり夜型生活になっているので夜更かしは余裕です。


私の住む地域の予報では曇りで観測は難しそうと書かれていましたが、いざ時間になって外に出てみれば、なんと晴れていて星が見えます。

夜空はその時になってみないとわかりませんね。


流星群と聞くと、アニメであるような星が降るような光景を想像してしまいませんか?私はそう思っていました。
でも実際は、流れ星が見やすい日、くらいに思うのが良いですね。



目が夜空に慣れるまで、流れ星が見えるまで、夜空を見上げながらボーっとします。もちろんスマホは明るいので見てはいけません。

退屈なら音楽やラジオなどの耳で楽しむものは取り入れても良いかもしれませんね。


ボーっとする時間は心の休息だと思うので私は好きな時間です。
娯楽で溢れる社会ですので、ボーっとする時間は意図的に作らなくては中々手に入れられません。


この日は30分くらい外で過ごし、大きな流れ星を1つ見ました。満足です。
もっと長時間外で過ごせばさらに流れ星を見れたと思いますが、何もしない1月の外は寒すぎたので撤退です。


0.5秒くらいありそうな大きな流れ星でした。


流れ終わってから、そういえば流れ星が流れている間に願い事を三回唱えると願いが叶うというジンクスがあったなと思い出しました。
思い出すのが遅い。

ただ、いざ何を願うか考えてみまししたが思いつきませんでした。
子供のことは無限に思いつきそうだけど、大人になるとある程度のことは自分で叶えられますので。

流れ星に願うと叶うのは、とっさの状況でも願える程の強い思いの願い事だからというのを聞いたことがあります。
そんな願いを持って過ごせたら充実した生活ができそうですね。

ひとまず、先月から始めたこのnoteをせめて1年は飽きずに続けることを願いとしようと思います。


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