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【駅・コンビニでご当地🍙】#2 釧路駅「おにぎり屋ばんばん」で焼きおにぎり(しょう油)と焼鮭、カレーチキン

#1に続いて北海道のお話。
今年は10月に初めて釧路も訪れた。前々から一度は行きたかった街で、湿原の遊歩道を歩いたり駅前の和商市場をのぞいたりして楽しんだ。フィッシャーマンズワーフMOOは閉まった店舗も目立ち閑散としていたが、平日だったからかも知れない。

湿原展望台

そんな釧路駅には「おにぎり屋ばんばん」という名物店があり、名物は天むす…だったそうだが今年2月に惜しまれつつ閉店。その後運営元が変わり7月に再オープンしたそうで、私が訪れたのはリニューアル後だった。立ち寄り時点で売り切れが多く、あった中から紅鮭(税別250円)焼きおにぎり(醤油と味噌、各税別200円)、それにカレーチキン(税別220円)も買った。カレーチキンは釧路のソウルフードのようなので(専門店があるみたい)、駅で買えるのはうれしい。

昭和館漂う釧路駅

気になったのは直巻タイプの紅鮭が函館で出会った醤油握りなのか否かと、焼きおにぎりの醤油の味としみ込み加減だった。
まずは紅鮭。ご覧の通り、スタンダードな塩味だった。大きいので1個で割とお腹がいっぱいになる。店舗でむすんでいるのでにぎりが柔らかく、ごはんもふっくらと美味しい。鮭は焼きほぐしというよりフレークに近いが、それなりに具だくさんで嬉しい。

海苔もたっぷり

続いて焼きおにぎり(断面写真なし。撮っておけばよかった…)。やはりかなり深くまで甘めの醤油だれが浸透していた。中には真っ赤なカリカリ小梅。醤油だれの甘さに酸味と食感が良いアクセントになっている。冷めた状態で食べたが、ごはんが固くならず美味しかった。

私の実家は(食べる機会の多い)父の好みだったのか、焼きおにぎりは塩むすびを網で焦げ目がつくほど炙り、最後にさっと醤油をつけて乾かす程度に焼いていた。故に醤油味は控えめで、味というより香ばしさを引き出す役目だったようだ。その味に慣れていたのでしっかり甘い醤油味のおにぎりは新鮮で、焼きおにぎりもいろいろだなあと思う。

カレーチキンは、カレー味はそれほど濃くなく、塩と胡椒のやや強めのフライドチキンという感じ。ビールにはもちろんよく合う。いつか機会があれば専門店へも行ってみたいなあ。

秋の観光シーズンで平日でも駅内は旅行客で賑わっていた。駅前にデパートやスーパーがなく(上述の和商市場のほか、コンビニは数軒ある)、駅で買い物を済ませる旅行客も多いのか、夕方前には「ばんばん」では殆どの品が完売、隣の駅弁売り場も品切れが目立った。なんとか買えてよかった。

同じく釧路駅で買った駅弁。美味しかった
透けるほど薄い大根で寿司が巻かれている。さっぱりして美味しい


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