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住んでいれば起き得る◯◯ シリーズ

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とても地味な情報集です。住んでいる方々が経年で実際に起きた修理例を具体的にまとめています。たったひとり、誰かの参考になりますように!
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#屋根

住育つぶやき24  氷柱(つらら)はなぜできる?

住育つぶやき24 氷柱(つらら)はなぜできる?

家の屋根、軒先になぜ「氷柱=つらら」か出来るのでしょうか? 

① 屋根に積もった雪が
② 日光や気温でとけて
③ 軒先から垂れ落ちる前に凍るから

ですね。北国は特に、朝晩は水が凍る気温になる日が多く、日中氷点下の日もあります.気温がランダムに高くなったり低くなったりを毎日繰り返しているからできちゃいますね…。

●なるべく…つららの下で遊ばない

気温や天気の影響で…つららは突然落ちたりします

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住育つぶやき17  てんまど

住育つぶやき17 てんまど

家の外壁には「窓」が付いています。屋根にも窓がついている家があります。屋根の窓を「天窓(てんまど)」とか「トップライト」と言っています。

天窓のメリットは?

屋根にガラス窓が付きますので、室内の明るさがアップします。また、室内の天井も屋根の勾配に合わせた斜めの天井にでき、空間に面白みと変化が生まれます。また、開閉できる天窓にした場合は室内の快適な通風効果も見込めます。
私が経験した限りでは、家

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【無落雪の屋根】トタンハガレを放置したら下地はどうなったか?

【無落雪の屋根】トタンハガレを放置したら下地はどうなったか?

屋根のトタンが経年ではがれる…寒冷地でもそう多くはないが、稀なことでもない。

無落雪屋根は、冬季に雪が乗りっぱなしの屋根。

トタンは雪に触れている頻度が長いほど…経年劣化も早く感じる。経験上からだ。

無落雪屋根の外周はパラペットと言い、屋根より少し立ち上がっている。その側面トタンがはがれた事例だ。

Aの部分(屋根側面)のトタンが浮いているのが分かる…経年劣化で釘も浮いてくる。
釘浮き現象は

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【 経年メンテ 】 塗料の相性が悪いと起きる現象から学ぶ

【 経年メンテ 】 塗料の相性が悪いと起きる現象から学ぶ

家の経年メンテの一つとして、屋根や外壁に行われる「塗装」。塗料の相性が悪いとどうなるか見てみましょう。

●メンテナンス塗装は一度きりではない

家が何十年建っている間、お金がある時期にどこかで一回やれば、あとは塗らなくてよい!とはなりません。

メンテナンス塗装は、
①住む人が安心して住みたい期間(◯十年)の中で
②屋根や外壁の種類によっての一定期間ごとに
実施されることが基本です。

つまり…

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