302、結局、父のところへ来ました

仕事、契約切られて、イライラ、イライラ。
ぼくっていう人間は、一体、なんだったんだろうと、なんか、アイデンティティーすら、奪われたような気分です。

なんか、こころが、しんどい～～～。

なんもしてないということが、しんどい～～～～。

商店街をぽーっと、ぶらぶら歩き、喫茶店にふらっと寄って、アイスコーヒーを飲みます。

家に帰りたくないな～。

このまま、どっか行きたいな～

商店街を抜けた先にバス停がありました。

そうだ！お父さんのところへ行こう！
お父さんのところへ行って、おやつを食事介助してあげて、お父さんと、テラスでぽけーっと過ごそう！

バスに乗って、父の施設へ来ました！

お父さんの居室へ行き、
「やあ、お父さん！」
「まあ？」

相変わらず、お父さんも、ベッドに寝転んで、ぽけーっとしています。

ああ。お父さん。
落ち着く。

お父さんは、頭をかきながら、ぽけーっとしています。

いまから、おやつを食べてもらいます！

お父さん！こんにちは！