
Photo by
kurit3
春の空へ
風邪をひいて、なんとか一週間を過ごし、今日、土日です。
仕事してたら、土日も仕事かも知れませんが、ぼくは、いま求職中です。
夢を見まして、二十歳のころ、なにを夢見ていたのか、思い描いていたのか、もう一度、考え直しました。二十歳のころは、片想いの女性がいましたが、それも、うまくいかず。
その後、ずっと想いを馳せたままでいたのですが、ある日、その女性が、結婚したという知らせが入り、やむを得なく、ぼくの夢は、海のもくずとなりました。
確か、二十歳のころ、恋のほかにも、もう一つ、夢があったんですが、それが思い出せません。
なんだったんだろう。
ビジネスの成功だったんだろうか。
ビジネスの成功。漠然と考えていましたが、それも、いまとなっては、遠い夢です。
ビジネスは、何年もかけて、あたためていかなければなりません。
ただ、判然ともしないまま、生きていたぼくにとって、そんなもの。
雲をつかむより、難しいです。
若いころって、バカですよね。
かたちにもなってないことを、そのまま、追いかけるんですから。
いま、ぼくが考えているのは、再就職と結婚です。
それ以外、考えてません。
結婚の向こう側も考えてない。
恋だの、生活費だの。
こんなの二十歳のころのぼくが知ったら、絶望するでしょう。
でも、信じてるんです。
いつか、飛び立てる日が来ることを。
若~い、ぼくには、夢がある!
もう、若くないですが。
なんとか、冬を越え、春を迎え、春の空へ飛び立つんです。
暖かな春の空へ!