りんごを継続して食べるべきか迷ってるので検討している件 サブテーマ 健康機能を調べてみると、お茶の上位互換になりそうな気がする
昔からりんごは体に良い「医者いらず」などと言われています。
長い年月の審判を経て言われてるのでしょうから、
「これは真実」
なのだと思います。
それなりの効果、効能はきっとあるはず。
でも、
どんなに良いのか?
どの程度良いのか?
知らないのに、毎日1個食い始めて
月にりんご出費が数千円かかり、
継続するモチベが減って来てる。
下手な何とかサプリより高いかも。
貧乏人は躊躇しますわ。
甘さやおいしさといったフルーツの価値は置いといて、
コストと得られる健康効果を天秤にかけます。
エンジニアなんで、
気が済むまで、とことん調べます。
最初の調査
まずは文部科学省の食品成分表で調べます。
するとりんごの水分85%。
ほぼ水です。
今まで購入したりんごの重さを計測したら、売られているりんごの小さいので約180g、大きいので約350gでしたので、
コーヒー缶やペットボトルくらいの飲料水と言っても良いでしょう。
しかし食品成分表では良さそうな成分は見当たりません。
まず結論
ネットでりんごを深掘りしていくと、体に良い成分として
1)プロシアニジン
2)ペクチン
がどうもそうらしい。
りんごが体に良いと言われるのは、その両者であると認定しました。まだ有益なリンゴポリフェノールはあるようですけど、個人的にその2つとしました。
今のとこ。
プロシアニジンとは 初級
今まで知りませんでしたが、りんごにはプロシアニジンと呼ばれるポリフェノールがあり、リンゴが含有するポリフェノールのおよそ7割を占めるそうです。
王林ちゃんがキャラクターとなっている青森りんご公式サイトの中にプロシアニジンの概要があります。
女子狙いのサイトのようです。
どれくらい女子に訴求できているのか?
このサイト見て毎日1個食う気になるのか?気になる。
コレ↓
りんごで美活 | 青森りんご公式サイト(一社)青森県りんご対策協議会
プロシアニジンとは 中級
その王林ちゃんのサイトの元となるリンゴポリフェノールの研究に携わったのが、おそらく庄司俊彦さんなのでしょう。
彼によれば、プロシアニジンは以下のようないろいろな効果があると言っています。
1)抗アレルギー作用
2)肥満抑制
3)コレステロール改善
などの脂質代謝制御作用
4)メラニン生成抑制作用
5)抗腫瘍活性
6)血糖値上昇抑制
など
プロシアニジンはカテキンが重合したものだそうです。
重合というのは、いくつも合体していること。
つまりプロシアニジンはカテキンが1個から複数個集まってできている。
重合しているゆえに今まで分析できず、ほとんど性質が分かってないそうです。
昔からよく分からんが体に良いって、こ~ゆ~ことか。
なるほど。
妙に納得。
しかし現在分かっているだけでも、先ほど述べた6個、かなりの健康効果があるのは確かみたいです。
そりゃ、カテキンはかなりの健康効果持ってますから、納得ですわな。
後はどの程度期待できるのか?
ってことになりますけど。。。
とりあえず伊藤園に飛びます。
話はお茶に
いきなりですが、お茶の伊藤園が、「ガレート型カテキン含有するお茶で内臓脂肪が減らせる」と言ってます。
もちろん、カテキンには劇的な効果は無いですけど、
その効果は大学など他の多くでも言われているので、間違いないでしょう。
伊藤園は、昼飯と夕飯の食事中に1本ずつ飲むように言ってます。
これは食事で摂取した脂肪が小腸で吸収されないようにするためです。
お茶のガレート型カテキンが脂肪の吸収を阻害するのです。
同時にコレステロールの吸収も阻害されるので、LDLも下がります。
伊藤園HPに、内臓脂肪が減らすガレート型カテキンの働き動画があります。
伊藤園コレ↓
カテキンラボ | 2つの働き カテキン緑茶500 |
結局、伊藤園は「食事中にお茶を飲めば、脂肪とLDLの吸収は抑えることができる」と強調しています。
食事外は微妙と言うことでしょうか。
シレっと機能性表示食品になってるりんご
りんごに戻ります。
なんと
りんごが機能性表示食品になっていました。
全然知りませんでした。
つがる弘前農業協同組合のHPでは、りんごを機能性表示食品として紹介しています。
プロシアニジンで内臓脂肪が減らせると謳っています。
カテキンで内臓脂肪が減らせるので、なるほどです。
伊藤園の話をしたのはこう言うことですわ。
カテキンが重合したプロシアニジンも「そうだよ」ってことですね。
つがる弘前農業協同組合のHP
コレ↓
機能性表示食品|JAつがる弘前ホームページ
つがる弘前農業協同組合のHP
つがる弘前農業協同組合のHPの下側にプロシアニジンの効果の記載があります。
それを見ると、伊藤園の動画と同じ説明です。
同じカテキンですからそりゃ、そうなる。
伊藤園は食事中にお茶を飲めと言ってますが、つがるは食事中にりんごを食えとは言ってません。
食事中にりんごを食えば効果は最大でしょう。
次には食後のデザート。
どのタイミングでりんごを食えとかの記載は無いので、
おやつとかで食べたら脂肪吸収阻害の効果は少ないでしょう。
上記はあくまでも脂肪吸収阻害の話です。
プロシアニジンの効果はまだあるのです。
その話は次回。
プロシアニジンは覚えて損は無いポリフェノールです。
庄司俊彦さんのプロシアニジン研究 コレ↓
リンゴポリフェノールの健康機能性とその活用
農研機構にりんごの機能性表示食品の届け出があるようです。
コレ↓
リンゴ生鮮及び加工品の機能性表示食品届出 | 農研機構
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?