【自然農の3原則】〜無肥料・無農薬〜
すっかり寒くなってしまいました
2024年もあと1ヶ月で終わる頃です
今回も自然農法について自分なりに考えました
パート2です
引き続き個人的な考えをおさらいすると、
①基本連作がいい
②無肥料・無農薬が当たり前
③土に感謝、自然の力に任せる
この3つが基本的な考えになっています
今回は②についてです
②無肥料・無農薬が当たり前
結論、土の力で十分、育ちます
繰り返し栽培することで
「その土地にあった野菜ができてくる」という考えがあります
なのですぐ大きくなるようにと肥料を使ったり
虫に食べられるからといってお薬を使ったりは
!NG!
1回でも使うと生態系が崩れてしまい、戻すのに時間がかかります
余計なものを足さなくても、微生物のネットワークで
必要な栄養素を作り出せるらしいです
それはもう自然がなせる神業なので、土さんに任せましょう!
また、
【無農薬の野菜=虫食い】という考えで
「虫食いを選ぶ」というのもあまりよくありません
半分そうだし半分違うと考えます
実は肥料が多すぎたりすると、虫さんがいっぱい食べにきます
本当に美味しくて強い野菜は、虫にほとんど食べられません
肥料が種や実に残っていることを「肥毒」と呼びますが、
虫さんはこういった肥毒や農薬を処理してくれる重要な存在です
余計なものが多ければ多いほど、虫さんが大量発生することでしょう
ですが、自然界は常に変化し循環しています
循環の中でゆっくりと分解されていき、元のきれいな土に戻っていきます
虫さんたちもだんだんいなくなります
虫食いは見た目的にも「食べたくない…!」って思うし、
その感覚は正しいでしょう
「人間には毒が多いよ」って教えてくれてる証拠です
私自身、栽培を始める前はかなり虫さんが苦手でした(今もだけど)
今は外にいる分には大丈夫になってきました
虫さんや微生物さんたちには感謝ですね
枯葉とか処理してくれてありがとうだし
受粉やってくれてありがとうなんです
農薬に関しては「体に取り入れたくない」というのが自然でしょう
慣行農法の農家さんはまた話が別だと思いますが…
規格に合う大きさ、形を満たさないと出荷できない、とか色々あるみたいで
その実、
無理やり肥料で太らせて、薬で虫よけ、
栄養やエネルギーのないスカスカ野菜ができる
でも形や大きさはきれいだから消費者はそれを選ぶ、みたいな構図
中身のないイケメンにきゃーきゃー言ってるみたいな感じですね()
ただそれでも多くの人の命を支えてる産業なので
それはそれで大感謝ですよね
ということで
無肥料・無農薬でも自然栽培できますよ〜というお話でした
エネルギーのないものをいっぱい食べるより
エネルギーの詰まった強い野菜を1つ食べるほうが
体にとってもお財布にも良さそう!(土にも!)