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介護食レシピ「りんごと鶏もも肉の白ワイン煮」

フランスの郷土料理に「コック・オ・ヴァン(鶏もも肉の赤ワイン煮)」というのがありますが、今回ご紹介するのは赤ワインではなく白ワインを使い軽めの味に仕上げます。一緒にリンゴも入れて軽く煮込むちょっとオシャレなレシピですが、歯が悪くなって生のリンゴが食べられないお年寄りにも喜ばれるのではないでしょうか。ご飯よりもパンやパスタに良く合う料理です。是非お試し下さい。

★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclubに掲載しています。

調理時間目安:25分

材料:2人前

  • 鶏もも肉…1枚(250〜300g)

  • リンゴ…1/2

  • 玉ネギ…1個

  • 白ワイン…100cc

  • 水…100cc

  • バター…10g

  • 小麦粉…大さじ1+1/2

  • 塩胡椒…適量

作り方

  1. 鶏もも肉は一口大に切りそろえます。リンゴは皮を剥いて芯を外し鶏肉と同じくらいの大きさの一口大に切りそろえます。玉ネギは繊維に沿って薄くスライスしておきます。

  2. 1の鶏肉をポリ袋に入れたら分量の小麦粉を加え袋の中でよく粉をまぶし付けます。

  3. フライパンにサラダ油(分量外)を熱し、2の鶏肉を皮の方から焼いていきます。火加減は中火です。皮面がパリッとすれば裏返して20〜30秒ほど焼いたら一度取り出します。

  4. 3のフライパンをキッチンペーパーで軽く拭き取り、分量のバターを溶かし玉ネギを炒めていきます。この時に塩を一つまみ加えます。火加減は中火です。

  5. 玉ネギがしんなりして炒まったら、リンゴを入れ鶏肉も戻し入れたら白ワインを入れて一度強火にします。

  6. 白ワインが煮立ってきたら分量の水を入れ、もう一度沸騰したら弱火にして蓋をし、10〜15分ほど煮込み、玉ネギがトロリとして煮汁に適度に濃度が付いたら味を見て塩胡椒で調えたら完成です。

リンゴは洋風の煮込みには良く合う食材ですが、日本のリンゴは甘味が強いのでなるべく酸味のある種類のリンゴを選んで下さい。使う肉は鶏肉でなくても豚でも美味しく出来ます。豚を使う場合はバラ肉の塊肉を使い煮込み時間を少し長めにした方が柔らかく仕上がりますので、水とワインを多めに入れて煮込んで下さい。柔らかく仕上げればお年寄りも食べやすいユニバーサルレシピになります。

◎アゼリアカルチャーカレッジ「健康長寿食を作ろう」講座はこちら

https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_22-56348.html


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