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介護食レシピ「さつま芋ご飯」

新米の季節に美味しいさつま芋ご飯をご紹介します。栗ご飯などもそうですが、醤油を使わずに塩味で炊き上げるご飯は、お米の重さに対する割合で塩の量を覚えておくと応用が効きますし失敗しません。実はプロの調理師さん達が味付きのご飯の炊くとき、使う調味料は全て割合で覚えています。

さつま芋ご飯の場合は、「米の重さの1%の塩」を使って炊きます。つまり米の重量が100gだとすれば使う塩は1gとなります。これはあくまで基本ですし、使う塩によっても味は変わりますから、一度炊いてみて二度目からは自分の好みで調整して下さい。

★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclub」に掲載しています。

材料:4人前

  • 米…2合

  • さつま芋…1本(150~200g程度)

  • 塩…3〜4g

作り方

  1. サツマイモは、洗って両端を少し落としたら厚さ1センチくらいの輪切りにしてから更に1センチ角くらいの角切りに切りそろえ、水に晒してアク抜きしておきます。お米は洗ってザルにあげておきます。

  2. お米の重さを量り、塩の量を決めます。今回は2合のお米を炊きますが、慣れるまでは必ず実際の重さを量って下さい。今回は2合で320gありましたので、塩の量はその1%で3g程度の塩を使う事にします。使う塩で味も変わりますが、サラサラした精製塩の方が少しの量でも塩辛くなりますし、しっとりとした粗塩ですと逆に気持ち多めに入れた方がいいと思います。

  3. 炊飯器に洗い米を入れ、分量の水を入れたら塩も入れて軽くかき混ぜ、アク抜きしたさつま芋を米の上に入れたらそのままスイッチをオンにして炊き上げます。

  4. 炊き上がったら少し蒸らしてから、上部の芋を全体に混ぜ込むようにしてご飯全体を返したら完成です。

ご紹介したレシピは最もシンプルなものになります。ここにお好みで昆布も一緒に炊いて軽く出汁を効かせたり、酒を入れるなどしても美味しく仕上がります。芋類をお年寄りに提供する場合喉詰めを心配しますが、芋だけで食べるよりも心配は少ないと思います。新米の出回る時期には是非一度試して下さい。

https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_22-56348.html


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中嶋洋二郎
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