閑話休題「スーパー銭湯と五十肩」
私は四十代の中頃に初めて四十肩(五十肩)になったのですが、それから何度も痛くなっては治りを繰り返し、右肩が治ったら今度は左の肩もといった具合で今ではすっかり慢性的な五十肩の持ち主となってしまいました。
だからといって日常生活に特に支障があるわけでもないですし、最初の頃の様に鋭い痛みがあるわけでもなく、何となく違和感がある程度です。
まあ誰にでもある老化現象のひとつとして捉えているのですが、やはり寒くなってくると肩関節の違和感が強く出る様になり、重だるい感じと鈍い痛みも感じるようになります。
一応自宅にはそんな時の為に低周波治療器なども常備しているのですが、実際これを使っても気休め程度であまり効果は感じられません。
だったら整骨院とか整形外科に行けばと言われそうですが、こちらも個人的には低周波治療器と大差無いと感じています。
個人的に一番効果を感じられるのが、実はスーパー銭湯でじっくりとお湯に浸かることです。
私が通っているスーパー銭湯にはサウナは勿論、炭酸風呂やジェットバスなどもありますし、露天風呂のお湯は天然温泉という事になっています。
このスーパー銭湯に週に1〜2回ほど通って、1時間半〜2時間くらい時間をかけてゆっくりとサウナや湯船に浸かり、肩の関節をマッサージするとお風呂から出る頃には五十肩の症状はすっかり無くなっています。
ただ、翌日にはまた元の重たい感じが戻ってきてしまうので、それで完治するというわけではありませんが、これを月単位でしばらく続けるとほぼ症状が無くなります。
これが暑い時期だとそのまま快適な状態が数ヶ月も続くのですが、だんだん寒くなってくると再び重だるい感じが復活してくるので結局銭湯通いが辞められないという事を繰り返しています。
私は仕事柄土日が休みと決まっていませんし、土日は銭湯も混みますから行くのはもっぱら平日の夕方なのですが、来ているお客の9割程度はお年寄りです。
こうした人達はほとんどの方がほぼ毎日通う常連さんですので、お互い顔見知りになってお風呂で色々世間話などされていたりします。
私はというと、さすがに毎日は通っていませんしお風呂に入るときにはメガネを外して入りますので、常連さんの顔もハッキリと識別出来ないのでそうした話の輪に加わることはありません。
それでも人の話を聞きながらお湯に浸かるのも良いもので、自分で肩をモミモミしながらボーッとお風呂に浸かる瞬間、生きてるなぁと実感します。
そんなお風呂通いも、年末年始の間は超絶に混み合うので行かないようにしているのですが、今年はお正月休みの期間がかなり長い様ですね。
その間、両方の肩が何とかご機嫌に動いてくれることを願っている今日この頃です。
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