#6 シン・資格ランキング20’
はじめに
「姉さん事件です!」(古いww)、引き続き、完全パクリのかちょーです。
事件とは、私の楽天カードが不正使用されたようで、楽天側でカードを強制停止されました。
返済を楽天カードにまとめているかちょーは、電子払いが一切できなくなり、昭和の決済にタイムリープしています。
前回、タイムリープのアニメ「サマータイムレンダ」を取り上げ、潮(うしお)のスクール水着姿をディスった罰なのでしょうか。
こんなに現金決済が不便だったなんて・・・、しかもネットショッピングもできないし・・・
楽天窓口の話では、「同様の手口が横行している」とのことでした。皆さん、お気をつけください。
前置きが少し長くなりましたが、前回の記事が好評でして、多くの方に読んでいただいて嬉しい限りで、今回はその流れを組むものになります。
前回を見ると、今回がより分かりやすくなると思います。
前回、年代を問わず、金融機関(銀行)で役立つ資格について取り上げました。
今回は、管理職として部下指導している立場から、20歳代の部下に是非取得してほしい資格ランキングを語りたいと思います。
さまざまな情報誌の中で、資格がランキングが取り上げられていますが、私からすると、利害関係が複雑、かつ、巧妙に混ざりあって、忖度まみれの大人の結果だと感じます。
そこで、一切の禁忌なく、20歳代の部下に取得してほしい、「シン・資格ランキング」として勝手にランキング付けします。
私見なので、異論・反論は一切受け付けません(心狭いww)。
では、「シン・資格ランキング」行きます!!
第5位
mos資格(Outlook)
合格率の高さから、ほんと意味あるの?と言われそうですが、断言します、無茶苦茶使えます。
mos試験は、Microsoft Office Specialistの略です。
一般レベル(Excel、Word、Powerpoint、Outlook)と上級レベル(Excel、Word、Access)があります。
以前は、一定の科目に合格すると「オフィスマスター」と言う、称号が与えられていました(スターウォーズのマスターヨーダみたいでかっこいいですねww)。
現在は一般レベル3つ合格で「MOS Associate」、上級レベル2つ合格で「MOS Expert」になるそうです。
かちょーは、「MOS Associate」になります。
この中で、一番役立つのは、Outlookです。
会社の業務の中で、地味に時間を取られるもの、それはOutlookの作業時間です。
これを速く処理できるのであれば、本業に時間を費やすことができます。
また、年次や役職が上がれば上がるほど、メールの量が多くなります。
なんでもメールの宛先「cc」に入れられます。
carbon copyの略です。
「cc」だから気にしなくていいか、と甘く見ていると、問題が発生したときはいつの間にか「to」に格上げされます。
私は、「cc」を恐れていて、「cc」爆弾を名付けています。いつ爆発するか分からない、不発弾のようなものです。
メールや会議、スケジュール管理など、意外とアウトルックに費やす時間は多いです。
それが、一日、1週間、1ヵ月、1年となれば、どれだけの時間が捻出できるでしょうか。
例えば、一日5分短縮できれば、5日で25分、1ヵ月で100分、1年で1,200分と、かなり時短になります。
今回は部下に是非取得してほしい、というテーマですが、年次や役職が上がるにつれて、その効果の極大化が期待できます。
早めにマスターしない理由はない、そんな資格です。
ただ、残念なことに受験料が1万円程度と高く、更にOutlookは受験者の少なさから、mos対策本が販売されていません。
かちょーはmosの対策本ではない市販の本を買い、受検しましたが、正直途中までは落ちることを覚悟した、そんな試験でした。
第4位
宅地建物取引士
言わずと知れた、不動産会社で必須に資格です。
かちょーは、学生のときに取得しましたが、就職活動の際、大手の不動産業界から、引き合いを多くもらいました。
結局、金融機関に勤務することになりましたが、不動産担保を取る際に、複雑な不動産実務の基礎を学ぶことができました。
指導するときに、基本的なことを知っていると、いないとでは、理解の度合いが全くことなると思います。
都市計画法、建築基準法などに加えて、民法も学べるので、活用範囲は広いですよね。
民法は、他の資格試験でも出題科目に入っていることが多く、理解の助けになりますね。
かちょーは、入社してから今まで転職経験はありませんが、最近は労働の流動性が高まっていて、業界にもよりますが、宅建資格が有利に働くことが多いです。
不動産業界では宅建手当が出ることが一般的に支給されることが多く、金銭的な恩恵もありますね(残念ながらかちょーの会社は手当なしです)。
また、独立開業した際は、士業の中で最も高単価な受注金額となります。
攻守両面で使える資格と言えるでしょう。
第3位
ITパスポート
最近、猫も杓子も、DXです。
その基礎となる、ITパスポートは現代の必須資格と言っても過言ではありません。
ITパスポートで学んだ知識が実務に直結するわけではありませんが、IT分野は、基本的な用語を知らないと会話さえ成り立たないことが多いですよね。
基本的な用語を知らなければ、双方のコミュニケーションが取れません。
今後DXが進展する中で、「自分はIT部門にいないから大丈夫」と言えない状況になっています。
DXの成否は、いかに経営層、IT部門、現場が三位一体になることが大前提です。
現場が「ちょっと何言っているか分からない」状態では、成功できるわけありませんよね。
ITパスポートは基礎中の基礎ですが、ビジネスパーソンとしては、必要不可欠です。
また、広く浅くですが、経営面を簡単に学ぶことができる資格です。
できれば、学生のときに取得したいですね。
第2位
貸金業務取扱主任者
初めて聞いた、という方もいると思いますが、実務でも、人生においても役立つ資格です。
かちょーの所属する金融機関は貸金業者でないため、貸金業務取扱主任者の設置義務はありませんが、貸金業者の場合、営業所ごとに50人に1人以上の割合で主任者の設置義務があります。
取引士が5人に1人以上の宅建資格と似ていますよね。
今回2位にした理由としては、個人信用情報機関や個人信用情報について学ぶことができることが大きな理由です。
人生において、個人信用情報機関が持つ情報に人生を大きく左右されると言っても大げさではないと思います。
例えば、人生で最も大きな買いもの、住宅を購入する際、個人信用情報がチェックされます。
借りすぎでないか、返済状況に問題はないか、などです。
問題がなければ、ローンは通りますが、通らない人もいます。
年収や勤務先にも問題がないが、理由が分からない・・・
昔、携帯電話を分割払いにしていたが、少額であるため、支払いを忘れていた、さらに、引越しして、督促と届かずそのため事故口になってしまった。
携帯電話の分割払いは個人信用情報機関に登録されています。
些細な金額ですが、その支払い振りによって、人生が大きく左右されてしまう。
夢のマイホームが購入できず、家族との信頼関係がギクシャクする・・・
個人信用情報機関や個人信用情報の内容を知っているといないとでは、大きく人生が異なる、そんなことを学ぶことができる資格です。
是非、成人したら真っ先に取得してほしい、そんな資格です。
第1位
簿記
ベタになってしまいましたが、1位は簿記試験です。
人類の財産と言っても差し支えないでしょう。
資本主義が発展した礎です。
そのような資格を取らない手はないでしょう。
仕分けが瞬時に思い浮かばないと、決算書が理解しにくいです。
瞬時に仕分けが思い浮かばなければなりません。
簿記で学ぶ勘定科目の用途が、実務では異なる使われ方をしていて、それも面白いですよね。
例えば、仮払金、一時的な立替に使う勘定科目でありますが、実務では、相手先に代表者の名前が載っていることが多いです。
帳尻合わせに使われることが多いですよね。
まず、入社したら、学びを開始しなければならない資格です。
かちょーは、少なくても3,000社以上の決算書を見ていて、システムに入れなくても、その企業を瞬時に把握することができます。
半沢直樹シリーズで、主人公の半沢直樹が決算書を爆速で読んでいた場面がありましたが、あれは無理だとしても、かなり早く判別できるつもりです。
また、機会があったら、決算書の見方についても語ろう、と考えていますが、そのベースになっているのは、簿記です。
前提知識を知っていないと、指導する側も前提知識から指導を始めると、途方もない労力が必要になります。
最後に
今回は「シン・資格ランキング」として、20歳代の若手が是非取得してほしい資格を、指導者である、管理職からみてランキング付けしました。
異論・反論がある方もいると思いますが、忖度は一切していません。
非管理職の経験も参考にランキングにしました。
管理職になった今も、学んだ知識は活きています。
実務に役立つ資格は、苦労してでも取るべきです。
分からないことに、圧倒的なノルマを課せられて、仕事が充実するわけないですよね。
どうせ、辛い仕事であれば、仕事の意味を理解するために学ぶ、とても大切なことだと思います。
是非、参考にしてください。
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【番外編】
時間が許せば、シン・資格ランキングの番外編です。ご笑覧ください。