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安部公房展に行ってきたよ
本町・中華街駅から徒歩10分のところにある神奈川近代文学館に行ってきました。ワイの文学アイドルである安部公房展を見に。
安部公房展──21世紀文学の基軸 (kanabun.or.jp)
いやー見応えありました! 自分は時間がなくじっくり見れなかったのですが、時間があれば延々といたとおもう。
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千葉っ子が朝出発で東京湾をこえて、神奈川にたどり着くとお腹が空いている頃合い。
まずは入口から左奥にあるカフェへ。安部工房関係の食事・甘味がおいてあった。なかなかない企画なのでメニューをじっと読む。
しかし食事系は2,000円から3,000円。お財布に相談すると「NO!」と激しい拒絶にあう。とはいえ工房展だ。イマジネーションを使うので気力がいるはず。やむなく上記のパフェを頼んだ。(秋と言えばスイートポテト。ワイは好きなんす)。
美味。
ほかにも梶井基次郎の檸檬スカッシュなど興味を引く飲み物がありました。レモンサワーブームのきっかけと言われる新宿ゴールデン街の「オープンブック」のシロップを使用しているとのこと。
OPEN BOOK
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写真撮影OKなのは上の箱根仕事場だけなので、ほかの写真はない。
だが会場にはいると早速、世界各国で翻訳されたさまざまな本がずらりと並ぶ。
赤のおおくはいった生原稿もみれて眼福である。読解のむずかしい筆跡を予想していたが、存外すっきりと読みやすい。
川端康成や岡本太郎からの手紙や、埴谷雄高へあてた手紙なども飾ってあり、氏の交友関係もうかがえる。また、奥さまがいかに安部の舞台芸術・本の表紙にかかわったかなども知ることができた。
演劇グループ『安部公房スタジオ』での、仲代達也や井川比佐志などがうつる演劇関係の写真もあり。テレビドラマ・ラジオなどのシナリオもみることができた。
あまつさえ工房が発明した、ジャッキ を使わずに巻けるタイヤチェーン『チェニジー』の実物があったのは、びっくり。
来てよかった。
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入場料は800円。工房ファンは行って損はないと思います。
休館日は月曜日で、12月8日(日)まで。