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最近の私はミーハーである。ミーハーという言葉自体が今でも使われている言葉なのか少々心配なのだがこれ以外にしっくり言葉がないので使わせていただく。 仕事で知り合う人が増え年齢も上がり、あちこちで「あ、近藤さん」と言われるようになった頃から好奇心に任せて何かをすることが減っていた。休みの日はなるたけ知った人に出会わないようにしたいと思って遠出の回数が増えたりして。なるべく人混みを避け、ひっそりした私生活を心掛けていたのである。 ところが段々と社会が元に戻ろうとしていく中で演奏
もう初夏に近いけれど、今年は朝晩もまだ寒いし、晴れている昼間でも少々ピリッとした冷たさが残る。 そんな寒さの上に激しい雨が降った翌日、ジュニアオーケストラが町の芸術祭の参加した。まだどんよりしていて出かける気分にはなかなかならない天気の日。こうなると気になるのがお客様がどのくらいいらっしゃるか、ということである。舞台の袖のカーテンの隙間から客席を除いてどのくらい座っていらっしゃるかを見る時はもっと入るかな、という心配半分、こんなに来てくださっている、という嬉しさ半分である
またもや勝手に長期休業に入っていた。 言い訳をさせていただくと、3月の末にジュニアオーケストラのコンサートがあってその準備にてんやわんやだったのである。 子どものオーケストラだと侮ることなかれ。演奏者や司会の地元高校の放送部の面々まで加えると総勢100人近くの大所帯。遠くは香川県に北海道と群馬県、近くは地元高校の吹奏楽部や市民吹奏楽団の団員、松山からのエキストラなど。まあ本当に皆さんよく集まってくださった!と私は満面の笑みでスタッフと共に走っていたのである。 とこう