【受験体験記】AWS SAA-C03(ソリューションアーキテクトアソシエイト)
Amazon社が提供しているITクラウド資格「AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト(AWS Certified Solutions Architect - Associate) / SAA-C03」を2024年1月に受験しましたのでご紹介します。
AWS SAA-C03 とは
Amazon社が提供しているパブリッククラウド「Amazon Web Services(AWS)」に関するベンダー資格です。「AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト(AWS Certified Solutions Architect - Associate)」はAWSの中級レベルに相当する資格で、幅広い AWS のサービスに関わる AWS テクノロジーに関する知識とスキルを示します。クラウドエンジニアがまず取得すると望ましい資格といえます。
試験時間:130分
受験料:15,000円(150 USD)
問題数:65問(複数選択または複数回答)
合格ライン:720点 / 1,000点
前提条件:なし
なお、AWS SAA の受験料は2024年4月から 20,000円 に値上げが案内されています。
受験までの流れ
AWS SAA の受験に前提条件はありませんので、AWS 認定のサイトを通して Peason VUE で受験を申し込みます。
以前は Amazon アカウントを使用しましたが、2024年2月からは AWS build ID アカウントを作成して申し込みます。
試験は「テストセンター」と「オンライン」が選べます。どちらでも構いませんが、勉強のモチベーションを維持するためにまずは申し込んでしまうのをおすすめします。
受験対策
まずは SAA-C03 の受験ガイドに目を通すと、受験に必要な能力や出題項目を把握できます。受験対象者は「AWS のサービスを使用するクラウドソリューション設計の実務経験が 1 年以上」と想定されています。実際は AWS の実務経験がなくとも合格でき、私自身も AWS の実務経験はほとんどありませんが、その分だけ十分な受験対策が必要となります。
私はIT試験学習サイト「Ping-t」を活用して1ヶ月ほど勉強しました。「Ping-t」は SAA-C03 の問題集が無料で利用でき、解説も丁寧に書かれているため、5~6回ほど反復して試験の全体的な流れを掴むことができました。
「Ping-t」の問題集でもカバーできてない出題範囲があるので、「Udemy」の問題集も活用しました。下記の問題集は問題数が多くおすすめですが、「Ping-t」よりは難しめです。私は時間がなく網羅できませんでしたが、「【新版】SAA-C03版模擬試験⑥」で新出題の問題については1~2回程度慣らすようにしました。
受験当日
受験当日は最寄りのテストセンターで受験しました。受験の際は2点の身分証明書が必要でしたので、「運転免許証」と「マイナンバーカード」を持参しました。
試験時間は 130分 でしたが、見直しを含めて 60分 程度で完了できたかと思います。
受験結果
受験結果は受験後すぐにはわかりませんでした。2023年に「AWS Certified Cloud Practitioner」を受験した際はすぐに結果がわかったのですが、「Cloud Practitioner」と「SAP on AWS」以外の最終結果は、試験終了後5日以内に通知されるとのことです。
私の場合は 10:30 ~ 12:40 に受験し、当日の 20:20 のあたりに合格通知をメールでいただきました。スコアは 803点 / 1,000点 でした。
まとめ
Amazon社が提供しているITクラウド資格「AWS認定 ソリューションアーキテクト アソシエイト(AWS Certified Solutions Architect - Associate) / SAA-C03」認定試験についてご紹介しました。
受験内容:AWSの中級レベルのテクノロジー知識およびスキル
受験資格:なし
勉強時間:1ヶ月程度
勉強方法:Ping-t と Udemy で勉強
AWS SAA は AWS に関する幅広い知識を学ぶ機会として有用だったかなと思います。実務経験としてはあまり足りてないので、この知識を活かして AWS に触る機会を増やせればと思ったりしています。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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