【ヨーロッパ100名城】16.サンタンジェロ城
ヨーロッパ100名城の一つ、イタリア共和国の「サンタンジェロ城」へ2024年9月に行ってきましたのでご紹介します。
※ 本記事は訪問当時の情報を記載しておりますので、最新情報は公式サイトやお問い合わせなどで確認をお願いします。
基本情報
サンタンジェロ城は、イタリア共和国の首都ローマにある城です。ローマのターミナル駅であるテルミニ駅から地下鉄またはバスで行けます。
サンタンジェロ城
現地名
Castel Sant'Angelo
アクセス
ローマ地下鉄A線 Lepanto駅から徒歩15分
ローマ・テルミニ駅からバス30分「Ponte Vittorio Emanuele」下車、徒歩5分
道のり
今回は、ローマ・フィウミチーノ空港からサンタンジェロ城への道のりをご紹介します。フィウミチーノ空港は別名「レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港」でイタリア最大の空港です。日本からも直行便があるようです。
ローマ市内へは、フィウミチーノ空港駅からローマ・テルミニ駅まで直行する「レオナルドエクスプレス」が便利です。
レオナルドエクスプレスだとローマ・テルミニ駅まで30分で着きます。
フィウミチーノ空港からレオナルドエクスプレスでローマ・テルミニ駅に着きました。ローマのターミナル駅です。
テルミニ駅にはバスターミナルがあり、バスでサンタンジェロ城の近くまで行けます。
Google Mapでバスを調べて、テルミニ駅からバスに乗りました。乗り方に慣れておらず、「アルジェンティーナ広場」のバス停で降りてしまったので、このバス停からナヴォーナ広場を経由してサンタンジェロ城まで歩きました。
ナヴォーナ広場はオベリスクと噴水がある綺麗な広場で、彫像などがあるのですが、軒並み工事中で覆いがかかっていました。
ナヴォーナ広場を過ぎて北に進むとテヴェレ川に出ました。すぐ左側に、目的のサンタンジェロ城が見えてきました。
サンタンジェロ城について
サンタンジェロ城についてご紹介します。
サンタンジェロ城の前にある聖天使橋には、10体の天使像が設置されていましたが、当時は工事中でまったく見られませんでした。
サンタンジェロ城は博物館となっており、並んで入場できました。オンラインで予約もできますが、予約料がかかるのと、他の観光名所に比べて混んでいないので頑張って並びました。
サンタンジェロ城の受付で入場料を払って入場できました。受付前にパンフレットがありましたがイタリア語のみ。せめて英語のが欲しいところでした。
サンタンジェロ城は、古代ローマ皇帝ハドリアヌスにの霊廟として135年に建設されました。
当時の霊廟は円形で、頂上に馬車を引くハドリアヌス帝の像が設置されていたそうです。
その後、ローマ教皇が城塞として要塞化され、円形霊廟の回りに方形の城壁が建築されました。
また、四隅に防御施設が設置され、投石機・大砲が設置されていました。
サンタンジェロ城(聖天使城)は、590年にペストが大流行した際、教皇グレゴリウス1世が城の頂上で剣を鞘に収める大天使ミカエルを見てペストが収束したことが名の由来だそうです。
ローマ教皇の避難場所として使われたため、サンタンジェロ城はサン・ピエトロ大聖堂と通路で繋がっているとのことです。現に、サンタンジェロ城からバチカン市国はすぐそこに見えました。
また、サンタンジェロ城はローマ教皇が使用していたことから、豪華な居室も数多くあり、まさに魔改造という感じでした。
まとめ
今回は、ヨーロッパ100名城の一つ、イタリア共和国の「サンタンジェロ城」についてご紹介しました。
国:イタリア共和国
異動:ローマ・テルミニ駅から地下鉄またはバス
概要:ハドリアヌス帝の霊廟を要塞化した城塞
現在:博物館として入館可能
サンタンジェロ城はローマ市内にあってナヴォーナ広場やバチカン市国などの観光名所からも近く、交通の便も良かったです。
ローマはカルボナーラが有名なので、ナヴォーナ広場にあるオステリアで昼食としていただきました。
本場のカルボナーラはカリカリのパンチェッタとペコリーノ・ロマーノが使われており、かなり塩味が強かったです。茹で加減も固めで結構おなかにたまるような感じでした。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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