なぜダイエットは三日坊主で終わるのか?
ダイエットも勉強もビジネスも基本的には同じだと思っていて、
が重要なポイントです。
まず一番多い間違いが、
という意見です。
そもそも僕らのDNAが将来や先のことより、
目先の欲求や緊急事項に反応するようにできています。
狩猟民族の時は、いつ襲われるかわからないので、
目先のことを考えないと、生きられなかったからです。
けれども現代は、幸い生きるか死ぬかといった状況ではないので、
この「目の前にことに反応してしまう」という本能が邪魔になります。
と思ってもテレビでビールのCMが流れていたり、
目の前で美味しそうにお酒を飲んでいる人がいれば当然反応します。
だから、意志の力はアテになりません。
だからこそ「仕組みづくり」が重要になります。
仕組みづくりの順番としては、
→健康になりたい、好きな洋服を着たい、モテたい
→お酒?間食?運動不足?睡眠不足?
例1:お酒をやめる→冷蔵庫に入れない、外食の誘いを事前に断る
例2:間食をやめる→お腹が空いたら変わりにプロテイン、お腹が空かないように腹持ちの良いものを三食とる
例3:運動を始める→強制力を働かせるために知人やトレーナーと運動の約束をする、ダイエット記録を発信する
→体重を測る、毎朝鏡で全身チェックする
例1:付き合いでお酒を飲んでしまった→あらかじめ週一回は「チートデイ」を用意しておく
例2:間食を食べてしまった→食べてしまったらすぐにスクワット10回する
例3:知人との運動の約束を断ってしまった→約束を破ったら食事を御馳走する決まりにしておく
など、あらかじめ「仕組み」をつくっておけば、
「意志」「感情」「我慢」に頼らないダイエットがスタートできます。
最初から最後まで我慢するダイエットは当然続きませんし、
続いたとしても反動でリバウンドするのは目に見えてます。
何事も習得が早い人は、
この仕組みづくりが抜群にうまいです。
それと「必要な道具、備品」には惜しみなく投資している印象もあります。
自炊が面倒なら「自動調理器」を購入したり、
運動不足を知らせてくれる「アップルウォッチ」を購入したり、
間食でおやつを食べないよう「ナッツ」「プロテイン」を常備しておいたり。
という考えは、2007年に発売された勝間和代さんの下記の著書から引用してます。
僕自身もこの勉強法を使って、
資格更新できずに破棄してしまっていたNSCA-CSCSの資格を、
一ヶ月の勉強だけで再取得できたので、非常にオススメです。
「勉強しなさい」
とは言われても、
「なぜ勉強するのか?」
「勉強をどのように行うのか?」
といったことは教わらないので、
そこがわかるとどんな分野でも習得が早くなると感じてます。
ダイエットもまずは「仕組みづくり」から。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?