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楽天経済圏のモヤモヤ

楽天経済圏の動向

私が以前より「楽天サービス」についての話題を出しておりますが、いわゆる「楽天経済圏」ユーザーだからです。

しかし、ここ数年で楽天モバイルの基本料金0円廃止や楽天カードでの公共料金支払いのポイント還元率の低下など制度の改悪が多くみられています。

それでも、ないよりはある方がいいポイントサービス。カットしてしまうことはなくてもお得感は以前より下がってしまったなと思います。

楽天Edyと楽天ペイ

キャッシュレスの種類で「電子マネー」と「QRコード決済」に大きな違いがあると感じています。電子マネーに代表されるのは交通系ICカードやiDなどと楽天Edy。QRコード決済ではPayPayやメルペイなどと楽天ペイ。それぞれ店舗に導入しているかどうかで使えるかが変わります。

大きな違いはないと思いますが、あえて言えば事前チャージが必要かクレジット連携などで後払いにできるか。カードが必要かスマホアプリで完結できるか。などが挙げられるかと思います。

ちなみに、楽天Edyと楽天ペイの違いについてはこちら。

何をモヤモヤしているか

今回私が何をモヤっとしているかと申しますと、行った先のお店で何が使えるのかわかりにくいという点です。

例として、マクドナルドでご説明します。マクドナルドでは楽天ポイントが貯まりますし、利用できます。レジや入口にあるモニターでの注文時には楽天Edy決済ができます。2021年12月よりモバイルオーダーの決済時に楽天ペイが使えるようになりました。

つまり、レジではポイントかEdyが利用でき、モバイルオーダーでのみ楽天ペイが使えるのです。そのため、レジに並んでしまうと楽天ペイは使えず、テーブル番号でモバイルオーダーをすると楽天ペイが使えるのです。

他のお店でも、レジに利用できる決済方法をステッカーやPOPで示しているお店がありますね。こちらはサンマルクカフェの一例。

お店に行く度、このようなステッカーを探してどの決済が対応しているのかを確認してレジに向かうようにします。こういう掲示がないとレジで会計をする際に店員さんに対応しているかを確認しないといけないので面倒です。
昔ながらのお店で、手書きの紙に「現金のみです」と書いてあってもそれはそれで助かります。

実際のところ楽天Edyの加入店舗は、2022年6月に100万箇所を突破したそうです。

一方、楽天ペイの対応店舗数は500万箇所を超えている?!とされており、PayPayの355万箇所を大きく超えていると発表されていました。

その割には、楽天ペイを使える店舗に出会う確率が低い印象です。Edyは使えるのにペイはできない。ポイントの還元率も考えて楽天キャッシュにチャージして楽天ペイをなるべく使いたいけれど、Edyもチャージしておかないといけない。どっちに比重をかけたらいいのか、どっちが使えるお店なのか常日頃モヤモヤしています。

便利なものを増やすのはありがたいのですが、利便性として低下しているとユーザーが感じるのであれば、それは需要と供給に溝が生まれているのではないかと感じます。

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