優しい声
人と人がコミニュケーションをとるために声は大切なもの。表情とおんなじように相手にどう見られるかで印象が変わる。
職場の上司から「インカム」で話す声について注意を受けた。声の圧が大きくて、威圧的なので、周りとのコミュケーションをはかるために気をつけてほしいと。タイムカードを押して職場へと向かう数分の間に言われた言葉に、ショックを受けてしまい、伏し目がちに「わかりました」と答えてしまった私がいた。おそらく印象は最悪だったと思う。
この人生の中で何度となく同じような場面に出くわしているからこそ、ど真ん中に矢がぶち刺さってしまった。その日はどこが威圧的なんだろうと思いながら、レジに立っていた。声を聞かれていると思うと、極力話さないように努め、必要最低限1回話しただけ。どこがどうという指摘もされていないので、何をどう直せばいいのか。。。
家に帰ってからも家族にも話せずに、その日は終わった。翌日も仕事。私に注意をされた上司は休みの日だったので、少し気は楽だったが、いられたら昨日の態度を詫びなければと思っていたので先延ばしになってしまった。
あの話はどこまでの話なんだろう。事務所にいる人たちがみんなおんなじ意見を言ってるんだろうか〜不安は広がっていく。そういうときはいつもはしないミスをしてしまう。なんかなあ〜ヤバイヤバイ〜メンタル下げないようにしないと。。。
そして、先日おんなじようなことを長男が体験していて、自分がアドバイスしていた言葉を思い出した。
4月から長男は「派遣社員」から「正社員」となった。筆記試験と2回の面接を受けての合格。通知をいただくときに、部長から言われた言葉にショックを受けたという。「君が優秀だから取ったわけじゃないから」
一瞬私もショックだったが、励ますための言葉を選んだ。
「その言葉は部長から出ているけど、もっと大きな存在から部長を通して伝えられた言葉じゃないのかな。あなたの人間性が否定されたわけじゃないよ〜だから安心していいよ。優秀な人材だったと思わせるように頑張ればいい。」
なんと〜人には言えてるのに、自分がおんなじ立場になってしまった。
だとしたら、私に対しても大いなる宇宙からのメッセージとなる。え〜。そうかやっぱりこれは克服すべき課題なんだ。
これまでの人生で人間関係で悩んだときに、必ずこの壁にぶち当たってきていた。「心は優しい人のはず」なのに、人には伝わらない。「損してる」と言われたことがある。本当の私が表に出ていないと。
私には私の良さがあって、元気で明るくて優しい。。つもりでいる。。のに💦
「立ち止まって考えること」ってとても大切な時間。
自分の声を録音して実際に聞いてみた。ウーン。優しい声ではないなぁ。力が入ってるなぁ。
自分を外から観るってことが、今までなかったように思う。人にどう見られるかではなくて、自分が自分をどう観るか。そしてしっかりと受け止めた後にどう変わってどう自分をゆるしていくのか。
上司からの言葉は、私が見ないように避けていたコンプレックス。大きな存在から。。いや自分の内側からの言葉だったのかもしれない。
私は今、一番心地いい「着地点」を探っている。今日から三連休。ものすごく貴重な時間をもらった気がする。
ー後記ー
なんだか思いたって書き綴ってしまいました。心の中を吐き出せたら少し楽になりました。
最後までお読み下さり、大変ありがとうございました。感謝いたします💐