心理士としてのはじめの1年にやったこと。実践への第一歩。
産業カウンセラー養成講座を修了してから、心理士としてのはじめの1年でやったことを、振り返って時系列でまとめてみました。
「心理士として活動をしていきたいけど、何からやればいいのだろう?」
「実践を積みたいけど、初心者の自分に何ができるんだろう?」
と、なかなか動き出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もし、そのように感じている方々に、何か参考になる部分があれば嬉しいです。
具体的なプラットフォーム名や、その詳細については一部伏せていますが、気になる方はコメントいただけると幸いです。
セッション練習(無償カウンセリング)
できるだけ練習の機会をもつようにしました。
といっても、1年間で50件くらいでしょうか。
最初は、産業カウンセラー養成講座に通っていたときの仲間同士で月に2度ほどオンラインで練習会を行いました。(現在も続けています。)
それに加えてはじめたのが、Facebookのグループを通じて知り合った方々とのセッションです。Facebookには、カウンセリングやコーチングを学ぶ人たちの有志のグループがいくつかあります。その中のひとつに参加して、オンラインで相互セッションや片道セッションの経験を重ねました。練習といっても、相手(クライエント役)は初めてお会いする方々で、本番のつもりで行っていました。
そのほかに、Instagramで募集して無料の体験セッションも何度か行いました。
また、心療内科に通院中の知人から相談を受けることが何度かあり、その際の話の聴き方としてはカウンセリングを学んだスキルや知識が活きた部分があったと感じています。(二重関係にあたるため、もちろんカウンセリングとしては行っていません。)
有償カウンセリング
心理系の資格には、代表的な臨床心理士・公認心理士から、私が保有する産業カウンセラー、その他にも公的資格・民間資格等さまざまありますが、正直なところ持っている資格によって、応募できるかどうかのチャンスは大きく変わってきます。
臨床心理士・公認心理士必須としている求人も、少なくありません。
でも中には、産業カウンセラー等の民間資格でも条件を満たすものや、心理系の資格がなくても応募できるものもあります。
私が産業カウンセラー養成講座を修了してすぐにはじめたのが、次の2つです。
・よりどころ(オンラインカウンセリング)/ポルムス株式会社
現在はカウンセラー募集を行っていないようですが、当時求人をみつけて応募しました。こちらで採用していただけたのが、非常にありがたかったです。多い時で、週に3~4件のご予約をいただくことができています。
・YeLLサポーター/エール株式会社
こちらはカウンセリングではなく「話を聴くこと」を提供しているサービスです。と書くと、「何が違うの?」と思われるかもしれませんが‥ 詳しくはエール株式会社のホームページを参考にしていただけたらと思います。カウンセリングを学んでいなくても応募が出来ますし、事前研修(無料)を終えれば誰でもサポーターとして活動することができます。
検討したけどやらなかったこと
Lively Talk、タイムチケット、ココナラなども検討し、とりあえず登録してみたものもありますが、今のところ私はやっていません。もし実践の機会が得られるところがほかになければ、やっていたかもしれません。
2年めに入ってやりはじめたことと、今後について
・Gift(ギフト)辛い心のお悩み相談 / One-DT株式会社
相談アプリの登録カウンセラーです。主に、メッセージのやりとりや通話による相談を受け付けています。こちらは採用にあたり審査がありましたが、心理系資格必須というわけではないようです。
また、Smart相談室(株式会社Smart相談室)にも応募しましたが、現在は書類審査を通過したところで止まっています。今後の選考の進み具合は、カウンセラーの充足状況にもよりそうです。
今後については、現在は事情があり地方移住中なのですが、今後また東京に戻ることがあれば、ゆうメンタルクリニックの求人への応募にチャレンジしたいなと考えています。より医療現場に近い環境で、対面でのカウンセリングや心理テストのスキルなども身に着けたいためです。
また、日本産業カウンセラー協会の上位資格である、シニア産業カウンセラー資格取得を目指した勉強も始めました。
実践をはじめるにあたってのエール
実践をはじめる最初の第一歩って、なかなかドキドキするものではないでしょうか。
「こんな学びたての自分が、お金をいただいてカウンセリングをおこなってもよいのだろうか」
「本当に問題を抱えたクライエントに対して、自分に対応できるのだろうか」
私の中にも当初、そんな思いが渦巻いていました。
でも、はじめて1年が経った今も、ドキドキすることには変わりないです。しいて言えば、ドキドキの種類が変わってきたような感覚でしょうか。いずれにしても、最大限慎重に関わる姿勢はいつまでも大切にしたいところです。
産業カウンセラー養成講座では、座学の講義というよりも、実践力がつく体験型の講座が中心です。なので、(産業カウンセラーの方に限らずですが、)学んだ感触・記憶に新しいうちに、本当の実践の機会を得ていくのがいいのではないかなと、私としては感じます。
でないと、修了して期間が空けば空くほど、はじめの一歩を踏み出すドキドキはさらに膨らみ、感覚も鈍ってしまう恐れがあるのでは・・・という気がします。
カウンセラーの求人情報をこまめにチェックしていると、意外と自分に挑戦できそうなものがみつかることもあるので、実践の場を探されている方はぜひこまめなチェックをおすすめします。
それでは、今回はここまで。
もし、さらに詳しく知りたい部分等ありましたらコメントいただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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