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荒れ地に花咲く―今日のお花たち その40
最近、気落ちするようなことが立て続けにあり、ちょっと元気をなくしていた。
観光協会に電話したら、もう咲いているというので、カワラノギクを見に行く。文字通り、河原に咲く野菊のこと。絶滅の危機に瀕しており、ボランティアさんが種を蒔いて、保護活動をしているよう。
こんな、河原の石がゴロゴロしたようなところに咲いている。
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砂礫地に健気に咲く花を見ていると、「荒れ野よ、荒れ地よ、喜び踊れ 砂漠よ、喜び花を咲かせよ 野ばらの花を一面に咲かせよ」という、イザヤ書の一節(新共同訳)が思い出される。イスラエルの民がバビロン捕囚から解放される喜びをうたったものだ。私がいるのは砂漠ではないし、咲いているのは野ばらでもないけれど。
うまくいかないことがあって、荒れ野に放り出されたように感じても、それがずっと続く訳ではないでしょう。自分にできることはして、あとは天にお任せしましょう。喜びのときはきっとやって来る、と信じて。
今週はまだ始まったばかり。みなさま、どうぞ健やかにお過ごしください。