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秋の花火―今日のお花たち その47

 14日。朝に少しだけ時間があるので、電動自転車で瑞穂町の耕心館を目指すことにする。行きの電車の中から外を見たけれど、今日は富士山は見えない。それなら、六道山公園の展望塔に行っても、山並みは見えまいと思う。みずほエコパークと耕心館の二つだけを回ることにする。

 あまり時間がないので、電動自転車のアシストを3段階あるうちの2番目にして、みずほエコパークへ飛ばす。皇帝ダリアが咲いている。曇り空なのが残念。

 「シクラメン ヘデリフォリウム」というのが咲いている。シクラメンの原種で秋に赤紫や白い花を咲かせるそう。花屋で見るシクラメンより、小ぶりでかわいらしい。前に来たときも、急いでいて気づかなかっただけで、咲いていたのかもしれない。因みに瑞穂町は、シクラメンの出荷が東京一多い。

 柿の木も何種類もあった。こちらは説明の看板がなくて、何柿かわからなかった。「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」が思い出される。木曜日は生協の宅配が来るで、富有柿を注文したから、食べるのが楽しみ。

 プラタナスの木が黄葉していた。ヨーロッパに出かけたような気分がちょっぴり味わえた。

 耕心館に駆けつけたけれど、開館は10時から。仕方ないので、外にある煙突を撮影したり、瑞穂町の郷土資料館に入ってみたり。煙突は、耕心館の旧所有者の細渕家が昭和20年代、煉瓦製造業を営んだときに使われたものだそう。

 郷土資料館に入ると、瑞穂町の昭和20〜30年代の民家が再現され、機織り機が置かれている。当時は、どの家にも機織り機があり、女性が機織りをして、村山大島紬を作っていたそう。鶴女房の世界ですなあ。

 時間になったので、耕心館に入る。この日のお目当ては、こちらのダイモンジソウ。ボランティアの方が時期になると、持って来て下さるそう。薄めのピンク、濃いめのピンク、白と色合いも様々。華やかな秋の花火みたいに見える。見下ろして、しばし楽しむ。

 中心部は黄色いものだけでなく、赤いものもある。

 

 ヒガンバナかと思ったら、ネリネという花だそう。

 キイジョウロウホトトギスは、今日は中が少し見えた。

 白いヒガンバナも。よく見かけるものとは、種類が違うだろうが咲いている。

 センリョウの赤い実を見ると、今年も終わりが近いと感じる。

 こちらはキミノセンリョウだろうか。

 イソギクが咲くのはこれから。葉っぱの白い縁取りが面白い。

 モミジの紅葉はまだまだこれから。

 もう少しゆっくりしたいけれど、時間切れ。一生懸命電動自転車を漕いで、職場を目指す。


 少し前のレポですが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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