育児の葛藤..でも悩んでばかりいられない!
育児に欠かせない身体と心の余裕
私の子育ては、毎日が後悔と反省の連続です。
今日こそは怒らずに楽しく過ごそうと思っていても、気づいたら怒っているのが現実。
ママー!!と呼んでくれる可愛い声。
一生懸命に手を伸ばして、抱っこをせがんでくれる可愛い姿。
どの娘も今だけの貴重な姿だと、頭ではよく分かってるはずなのに。
その瞬間に、身体か心のどちらかに余裕がないと、受け止めてあげられない。
その度に自分の器の小ささに、がっかりして嫌になる。
「どうしたら穏やかなママになれるのかな」毎日同じ課題にぶつかります。
こんな事を考えてるうちに、育児も子育ても終わりを迎えてしまうんだろうな。
娘との残された時間が少ない事に気づき、また1人焦ってを繰り返す日々です。
娘の育児は、夫の協力が欠かせない
育児が辛かった時に、夫の次に弱音を吐いた相手は、自分の母親でした。
子育ての先輩である母なら、気持ちを分かってくれると思ったからでしょう。
私の母やその上の方々の育児は、ワンオペが当たり前だったようです。
だから育児の辛さを母に打ち明けた時、初めは私の気持ちは理解してもらえませんでした。
「何言ってんのよ、お母さんの時代は」と決まり文句で始まる会話に、私はうんざりしていました。
今まで色んな事を相談していただけに、母の反応にとてもショックでした。
それからは、母に相談するのをやめようと思ってしまったのです。
だから頼れるのは、夫だけでした。
私の夫も仕事をしているので、ワンオペになる時はあります。
ですので娘の面倒は、正直に言えば1人でも見ることは可能なんです。
やるしかない状況なら、なおさら。
でも我が家は娘が産まれてからの育児を、全て2人でシェアしてきました。
まさに、二人三脚という言葉がピッタリです。
母の話を聞いていると、気付いた事がありました。
それは時代のせいもあると思いますが、母も本当は父に助けて欲しかったんだなということ。
だけど父には言えない、育児で仕事を休めない時代だったんですね。
そんな状況で、母は1人で強くなるしかなかったんだろうなと感じたんです。
だから私は実家に行くと、父にも娘のおむつ替えをお願いしてみます。
70歳になった父は今、ほんの少しだけ、育児の大変さが分かってきたようです。
“お母さん”という安心感
ある日の寝かしつけのこと。
娘の後にお風呂から出た私は、髪を乾かしていました。
娘には、パパと先に寝るようお願いをして2人で寝室へ。
ところが、何分経っても一向に寝ない娘。
パパがどんなに手を尽くしても、状況は変わりませんでした。
仕方ないので、私も寝室へ行くことにしたんです。
するとさっきまで何をしても寝なかった娘が、手を握ってあげるとすぐに眠ってしまったんです。
あまりの早さに、私もビックリしてしまいました。
こんなママでも、娘にとっては安心感を与えられる存在で居られてるのかなと嬉しくなりました。
怒ってばかりの私に、自信を与えてくれるのも娘の存在だと気付いた夜。
おわりに
2歳を目前にした娘は、ここに来て急成長しています。
話せる言葉が増えたり、お手伝いをしてくれるようになったり。
そんな娘の成長している横で、私は成長できているかなと不安にもなったりします。
1日の終わりに思い浮かぶのは、反省の一コマばかりだからです。
あの時もっと別の声がけが出来たかな、あんなに怒らなくてもよかったのかなと。
毎日その繰り返しで、反省が活かせてるのかなと心配になります。
娘の笑顔に甘えていないかなと、気を引き締めてまた眠りにつく。
今日は、昨日より1回でも多く笑ってあげようと心に誓う朝。
そんな娘に感謝をして、また1日が始まります。
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