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とてつもない《詩》

昔書いた詩です
どこかから出てきた


《星座を結ぶ》
わたし、星座にはならんのかなぁって思う
みんな急いでるから、
わたしも負けじとつま先で、もどかしさやら祈りやら、踏みつぶしてた。
こころと呼べるものなら、なんでもよかった
わたしの形に凹んでくれるものなら、なんでも
名付けて、わたしのものにした
羽根なんかあるとさ、つり革とかにぶつかって
羽毛がだれかの黒いコートについたりとかして、
それは、
あーあ、って目だ。
こんななら、わたし、もうなんにも、なんにも。
奥へ、奥へ。力を込める。話したかったこと、見たかった景色、思い出せるまで目をつぶる。

わたしのなかの星から、星へ
矢印をとばして
それでいいの
今はわたし、それがやっとで、
それで生きてる

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