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古事記の世界 どこまで神様 どこから人間



改めて作り話か実話かという話

古事記やの日本書記のストーリー。
実話なのか作り話なのか。

最初は人間ではなく神様。
それがいつの間にか人間になり、
現代も続く天皇家が存在する。

とても不思議な話。

神話なので、深く詮索するのもどうか。
とりあえず、
最初は人間ではなく神様だった。
それでいいんじゃない。

そんな感じで神社巡りをしていた私。

イザナギとイザナミの国生みは淡路島辺り。

通説おのころ島 淡路島南岸から沼島


イザナミが葬られた比婆の山は広島県。

異説 比婆の山 徳島県高越山


そこから逃げたイザナミが禊をするのが九州。

通説のひとつ いざなぎが禊をした 天津神社 福岡


そこでアマテラス、スサノオ、ツクヨミが誕生。
アマテラス他、天孫族は空の上に居た。
下界の葦原中津国に国譲りを迫る。その地は島根。
めでたく国譲りは成功したのに、

通説 出雲の本拠地 出雲大社


ニニギノミコトが降臨したのは宮崎県高千穂。

鹿児島霧島神宮 通説 天孫降臨の地
正に神話の世界 宮崎高千穂峡
通説 宮崎高千穂 天の岩戸神社 アマテラス大神と書き手


通説 天の岩戸神社 高千穂


その後、日向三代は宮崎県沿岸部。

ウガヤフキアエズを祀る 吾平山上陵
ウガヤフキアエズを祀る 宮崎 鵜戸神宮
山幸彦伝承 宮崎 青島神社
青島神社由緒


九州を出発した神武天皇は奈良を目指す。

神武天皇が出発した通説地 高千穂神社 宮崎


そして奈良で即位。初代天皇となる。
そこから平安京に遷都されるまでの都は奈良。

なぜか明治時代にできた 神武天皇陵 奈良橿原

ざっと、こんな感じですね。

果たして本当?

神話(作り話)なら通説、事実なら阿波

どう考えても、つじつまが合わない。
そう思っているのは私だけではないはず。

まあでも、深く考えていなかった私。
いつしか阿波に飛ばされ、
阿波に根付く伝承や神社遺跡に巡り合う。

古事記の話は実話を元に書かれている。
神様ではなく、人間のストーリー。
天孫族の高天原も、
葦原中津国の出雲も阿波。
要するに古事記は徳島で起こった実話を
題材に書かれた史実。

神武天皇が即位したのは奈良の橿原ではなく、
阿波の樫原。
そこから、奈良に遷都される前。
だいたい708年頃まで、
都は阿波にあった。

異説 神武天皇が即位したと伝わる 樫原神社 徳島
樫原神社

当時の奈良は、阿波の出先機関のような場所。

壬申の乱も大化の改新も、
舞台は阿波。

中臣鎌足も蘇我入鹿も聖徳太子もみんな、
阿波の住人だった。

当然、日本武尊も叔母の倭姫も阿波人。

倭姫が阿波人なら、
記紀に書かれる伊勢も以西で阿波。

私たちが学校で習った歴史。
多くの人が、
なんの疑いも持たず信じている。

ですが、
いずれかの時代に、
なんらかの意図で、
誰かの手によって、
書き換えられたものかもしれんのよ。

学者の皆さん一度阿波に来てみて

こいつ、頭狂ってる。
頭おかしいんちゃう。

そう思いますよね。(笑)
先日も読者の方から、
「阿波説など仮説とも言えぬ、妄想の域。
冷静なご判断を!」
みたいなメッセージ頂きましたし。

私は意外と冷静沈着クールな男。(笑)

なのですが、
古事記他、各地の神社伝承。
阿波の神社、伝承、遺跡。
実際に目で見て、地元の伝承をお聞きし、
肌で感じて来たのです。

その結果、
これ、ほんまかも?
これまで感じて来た全ての矛盾点。
阿波説は、つじつまが合うのです。

事実かどうかは置いといても、
近年に追加できない式内社。
古事記、風土記などの記録。
遺跡の数々と、各地に残る伝承。

ピタリと一致するのです。

特に伝承。
地元の人、特に年配の方等は、
アマテラスがつい先日までそこに居た。
そんな感じで、伝承話をされるのです。
そこに何の疑いも持たず。
そんなん当たり前の話やん。
あんたら、おかしいんちゃう?
逆に、通説派が間違ってる。
そんな感じ。

異説 天照大御神の塚説 八倉比売神社 徳島

それは徳島全域に渡り、
当然、その地ごとの伝承があるのです。
私は徳島県民が、
みんな大嘘つきとは思えません。
プラス、裏付ける神社遺跡資料。

そんな場所、他にありますか。

普通じゃないから面白いのです。

次回は元伊勢 大宮八幡神社

ここの所、元伊勢のお話を書いてました。

予備知識なく、
いきなり、そこから入られた方。
ビックリされると思うので、
今日は途中、経緯というか背景のお話。
書かせていただきました。

次回は、徳島県佐那河内村のある、
大宮八幡神社について書く予定。
八幡は後付け、大宮神社です。
大宮には皇居の意味があるそうです。

祀神は、
八幡大神(ダミー)
足仲彦天皇(たらしなかつひこ)
姫大神
高良大明神
息長帯姫命(おきながたらしひめ)
オオキザキノミコト

境内社
猿田彦神社
祀神
猿田彦大神
鈿女命(うずめのみこと)
保食神(うけもち)
豊玉姫
笑子大神

高千穂にある荒立神社 猿田彦と鈿女命を祀る
荒立神社由緒

妙見神社
祀神
天御中主命(あめのみなかぬし)

ひとつの神社内。
これだけ多くの御祀神。

歴史の中で廃社とされた神社も合祀。

一回で書ききれないかもしれません。

この神社を守る神官家。

それはそれは由緒正しき系統。

徳島は、ほら吹きではなく、
裏付けとなる材料が、
ちゃんと揃っているのです。

それを多くの人が知らないだけ。
なぜか。
隠されたからか。
忘れられたからか。

そこの所は、
私には分かりません。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。


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