ビジネススクールのTips 16(ダブルドロップを避ける)
誰かに怒られた後や仕事で失敗した後などに落ち込んだ経験のある人は多くいるでしょう。
そこまでは誰にでも起きることですが、自分の経験では、過去にその後さらに自分を責め、追い込んだ経験があります。
仕事をしていてメンタルが強い人、弱い人もいると思うのですが、最近私自身は、外部環境として落ち込む要因があった場合に、それはそれとして受け止めることしながらもさらに自分で自分を追い詰めるということをしないようにしています。
これは心理学でいうところの認知のゆがみの中の「過剰な拡大解釈(ちょっとミスをしたら<自分はダメなんだと思ってしまう>)」に気づき、そこからさらに落ち込まないようにするための解決策とも言えます。
https://www.uraraka-soudan.com/column/91
そのためには、自分の中で持っている物事への判断基準(判断するための物差し、眼鏡、難しい言葉では思い込みの原因となる内的準拠枠)を自分自身で理解し、修正していくことが必要です。
なぜそうした方がいいかというと、①ダブルで落ち込むことが続くとメンタルへの影響が大きい、②精神的な浮上期間が短くなると停滞(手痛い)時期が短く、他の仕事への影響も出にくいいというのが理由です。
一般的にはまじめな人ほど勉強もよくするし、一方で考えすぎてしまい精神的にダメージを受けやすいと思います。
そういうまじめに頑張っている人ほど、精神をうまくコントロールしていい仕事をしてもらいたいというのが私の切なる願いです。