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SDGsをみんなで学ぼう!妙高市SDGs普及啓発ウェビナーの振り返り

 みなさんこんにちは! 妙高市企画政策課 SDGs推進室に所属しています笹川と申します。
 noteは初投稿で、私のnoteの師匠である田中さんも記事をみることもあり、緊張しておりますが、頑張って作成しましたので、読んでいいただけると嬉しいです!

 今回は、「妙高市SDGs普及啓発実行委員会」で、SDGsの普及啓発と理解促進を目的に、今まで実施した「妙高市SDGs普及啓発ウェビナー」についてご紹介させていただきます。

 SDGsウェビナーと聞くと、なんだろうと思う方もいるかもしれませんが、ウェビナー(Webinar)とはウェブ(Web)セミナー(Seminar)を組み合わせたものでインターネット上で行われるセミナーのことです。
 実行委員会では、多くの方のライフスタイルに合わせ、家庭や職場などの身近な場所で学ぶことができるようにまた、インターネット環境の有無で学ぶ機会を失われない「誰一人取り残さない」を実現するためにオンライン参加と現地参加のハイブリット形式で講演会を実施しています。

〈第1回妙高市SDGs普及啓発ウェビナー〉

村山敏夫さんよりSDGsマインドについて熱弁いただきました

 第1回目は、新潟大学でSDGsの授業を行うとともに、実行委員会の委員長を務めている村山准教授に勤めていただきました。
 初回にふさわしく「SDGsとは何か」「なぜSDGsに取組むのか」をメインに、SDGsに取り組んでいる県内の学校や学生の事例についても紹介いただきました。
 村山さんは、「地域のことは他人ごとではなく、自分ごととして考えるSDGsマインドが重要」「思い描いている未来へ今日からできることを考え、行動することが大切」とお話いただきました。
 SDGsを「自分ごと」として捉える「SDGsマインド」は、私がSDGsを推進するうえで大事にしている考えの一つとなっています!


〈第2回妙高市SDGs普及啓発ウェビナー〉

大塚桃奈さんより徳島県からオンラインで講演いただきました

 第2回は、ごみをどう処理するかではなく、ごみ自体を出さない社会を目指していく「ゼロ・ウェイスト」を実践している徳島県上勝町で、ゼロ・ウェイストセンターを運営されている大塚桃奈さんに、先進的な上勝町の取組をご紹介いただきながら、日常生活の中で、ごみを減らすことができる取組についてご提案いただきました。
 「『ゼロ・ウェイスト』はひとつの手段であり、その手段をもってどのようなコミュニティを目指していくかが重要になる」と話していらっしゃいました。
 この回は、大塚さんより徳島県からオンラインで講演いただき、サテライト会場を設けての実施となりました。


〈特別講演会~第3回妙高市SDGs普及啓発ウェビナー~〉

上村知世さんと村山実行委員長(新潟大学准教授)がトークを交えながら進行しました

 第3回は、仕事に子育てとパワフルに生活しているFM-NIIGATA ラジオパーソナリティの上村知世さんを講師としてお招きしました。
 女性の活躍とワークライフバランスをテーマに結婚、出産、仕事復帰とライフステージが変化する中で上村さんが感じたことや実践したことなどを、実体験を交えながらお話いただきました。
 お二人からは、「職場でおかしいなと思った事、大変な事は伝えることで、改善されることもあるので、声に出して伝えていくことが大切」「心のゆとりを持つことは大切で、時には涙を流して、気分を変えることが重要だ」とお話しいただきました。


〈第4回妙高市SDGs普及啓発ウェビナー〉

室井さん、丸山さんが行っているそれぞれの教育について、トークを交え紹介いただきました

 第4回は、国立妙高青少年自然の家 次長 室井修一さんと市こども教育課 指導主事 丸山文雄さんのお二人の講師から、教育をテーマに妙高市で行われるSDGsの教育について講演いただきました。
 室井さんは、幼児教育を中心に、自然の中で子どもたちが主体的となって学べるようなプログラムの紹介いただき、「子どもたちが自分たちで考え・感じて・試すことが学びにつながる」とお話いただきました。
 丸山さんは、イエナプラン教育の導入・取組、外国語教育・ICT教育,ESDの推進など妙高市の学校教育ついてお話いただきました。「対話をしながら、自分で選び、決め、実行するための自主・自律の精神を培うことが一番大事である」と話していらっしゃいました。
 お二人の話から、教育において重要なことは、子供たちの自主性を大切にすることだと学習できる講演会でした。


〈第5回妙高市SDGs普及啓発ウェビナー〉

社会課題を解決するための心構えを教えていただきました

 第5回は、家庭などで使わなくなった衣類や雑貨などを引き取り、小・中学生に提供する「ZUPPE燕三条」を運営されているNANOBRAND合同会社の高橋憲示さんに、SDGsにつながる循環型社会を目指した取組や、社会問題から「今必要とされている取組」を分析し、企業の強みを活かした解決策を考える手法などについてお話しいただきました。
 高橋さんは、「民間・行政問わずに地元のために、動ける人が求められており、その一歩は地元、故郷が抱えている問題を把握することが大切」と話していらっしゃいました。
 講演いただいた高橋さんが運営する「三条ベース」は、協同組合「新潟県異業種交流センター」が主催する地域活性化大賞において、みごと大賞を受賞されました!


〈特別講演会~第6回妙高市SDGs普及啓発ウェビナー~〉

川口さんの考えるジェンダー平等の考え方をお話いただきました

 2月の「SDGs未来都市妙高 普及啓発フェア」にて行った第6回ウェビナーでは、福井県鯖江市でSDGsの啓発活動を行っている地域おこし協力隊の川口サマンサさんにご講演いただきました。女性就業率全国1位、共働き率全国1位で女性の社会進出の進んでいる鯖江市でのSDGs、主にジェンダー平等に向けた取組についてお話いただきました。
 川口さんは、「ジェンダー平等は女性だけに向けたものでなく、皆のためのものであり、平等のため〈こうであるべき〉と強制するのではなく、〈こうすることができる〉という『選択の自由』を広げるためのもの」と話していらっしゃいました。

〈妙高市SDGs特別講演会(公開期限:4月30日)〉
※期間限定で動画を公開しておりますので、ぜひご視聴ください。


 ウェビナーを運営しながら、幅広い分野の講師の方々のSDGsに対する姿勢や、取組について聞くことができ、とても勉強になる1年となりました。 
 第6回のウェビナー動画は、期間限定で視聴できますので、興味のある方はお忘れなく!
 講演会の詳細な内容については、私の師匠である田中さんがまとめておりますので、そちらをご覧ください。
 実行委員会では、今後もSDGsの知識を深めるようなウェビナーを計画していきますので、どうぞお楽しみに!

 以上、長文にご付き合いいただきありがとうございました!


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