みーぽん

元保育士。無器用に子育てをこなす2児の母です。高齢出産&切迫入院、不妊、実家の家庭不和など、ちょっぴりハードな人生を送っています。ワーママの映えない日々を綴った奮闘育児コラムです。

みーぽん

元保育士。無器用に子育てをこなす2児の母です。高齢出産&切迫入院、不妊、実家の家庭不和など、ちょっぴりハードな人生を送っています。ワーママの映えない日々を綴った奮闘育児コラムです。

最近の記事

  • 固定された記事

はじめましてのご挨拶

はじめまして。みーぽんです。 8歳年下の夫と、小学2年生の息子、5歳の娘を育てる2児の母です。 元保育士ですが、他に高等学校の教員資格も持っています。 ちなみに大学卒業後は、看板屋さんの営業をしていたので、 ヘルメットをかぶって高所作業車に乗り込んだこともあります。 現在は、地元で子育て系フリーペーパーの制作に携わっています。 ここにいたるまでは保育園のほか、結婚式のPA、子ども達に交通安全を教える先生も経験しました。 「人生、何が起こるかわからない」 望んだワケではあ

    • 趣味がなくちゃだめですか?

      何もしなくていい。 何をしても許される。そんな自由時間。 みなさんは何をしているのだろうか? 現在15:00。 子どもは学校、旦那は仕事。 普段は私も仕事をしている時間なのだが、今日にかぎって束の間の”ひとり時間”を過ごしている。 テレビでは星野源のミュージックビデオが流れ、テーブルにはカフェラテ。 外の気温は22℃。湿度は44%。 室内にはやさしい光が差し込み、時々カーテンが恥ずかしそうに揺れている。 最近、返答に困る質問が2つある。 「結婚は楽しいですか?」と「

      • 川辺と屋上とお笑いと

        人生で2度、消えてしまおうと考えたことがある。 1度目は、小学3年生だった頃。 幼い頃から夫婦喧嘩が絶えない家庭で育ったせいか、自己肯定感がじわじわと捻じ曲げられていた時期だ。 「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」なんて言葉を知る由もなく、「私がこの世に生まれたから家族は不幸なのだ」と思い込んで大きくなった。「子どもさえいなかったらとっくに離婚していた」と言われて育っているだもの、そりゃそうなりますわな。 自宅の裏側には小さな川が流れていて、その川沿を10分ほど歩くと祖母の家があっ

        • 手帳をやめた理由

          こんにちは。みーぽんです。 手帳。 みなさん使う派ですか? 毎年秋ぐらいになると、翌年へ向けての手帳がずらりと並びますよね。 私も20年以上、「夢をかなえる」系のものから、シンプルな月間ダイヤリーまで、様々なタイプの手帳を購入してきました。 新しい手帳を手に入れてると、この先の未来が変わっていくようで、 1ページ目を開く時は、特にわくわくしていたのを覚えています。 どちらかというと予定を書き込むというよりも、日記代わりとして使用していたので、結構分厚いシリーズが定番。

        • 固定された記事

        はじめましてのご挨拶

          ラジオと2024年

          あけましておめでとうございます。 明日で子どもたちの冬休みが終了。 やっと年が明けた実感がわいてきているのは、私だけでしょうか? クリスマスから続く年末年始。 子どもにとっては毎日がお祭り状態だけど、 こちらにとっては、通常の家事負担プラスアルファのイベントが盛りだくさん。加えて、ここ数日は「宿題」や「生活リズムを戻す」というタスクも加わるでしょ・・・。 特に、今年の1月1日はいつもの年明けとは様子が違っていて、 大人だって不安でいっぱいだったりしますよね。 テレビを見

          ラジオと2024年

          そして今日も立ち止まる

          お菓子コーナーの前で、ふと、立ち止まる。 あれ? 私の「好き」なものって、なんだっけ? 外食は、もっぱらうどんになり、 お寿司は魚から巻き物へ。 お菓子も、なるべく添加物が少ないものになって、チョコの登場率はぐっと減ってきた。 「子育てを頑張る自分にご褒美を」って いうけれど、ご褒美に欲しいものがぱっと浮かばなくなってきている。 昼まで眠りたくても、朝から元気に起こされるし、自分が本当に観たい映画はいつだってすぐに終わってします。 物価があがり、買い物は「安くて、

          そして今日も立ち止まる

          わが家の 寝室事情

           冷やし中華が美味しい季節になる頃から、わが家ではある問題が深刻になります。それは、子どもたちの寝相問題。赤ちゃんの頃は微笑ましかった寝相の悪さも、体重が10キロを超えたあたりから衝撃度が増し、全く笑えません。不意に口元にかかとが乗ってくるなんて、恐怖でしかない。  わが家は、ダブルとシングルの布団をつなげ、家族4人で眠っているが、基本子どもたちとパパからの距離は遠め。寝る前は、子どもたちとイチャイチャタイムがあるので(パパは蚊帳の外)、結局私と子どもたちがくっついて「小」

          わが家の 寝室事情

          メメンとモリ

          ヨシタケシンスケさんのメメンとモリ。 子どもの頃に読みたかった。 人生とは。 将来とは。 自分とは。 「ここではない場所があるはす」 1人で悩んで、勝手に遠回りして、 占いに通いまくった20代。 「きっと自分の人生なんてこんなもの」 諦めという言葉を 勝手に解釈して、考えることをやめた30代。 「こんな私が母親になっていいの?」 と、日々模索している今。 なんだ。 もっと早く知っていたら、 もっと違う20年を過ごしていたのかもしれない。 そんな後悔さえも、 笑って

          メメンとモリ

          おしゃれ生活がしたい

          おしゃれな生活に憧れた新婚時代。温かみのあるウッディな家具と、さりげなく飾られた季節の花。統一感のある食器、耳に優しいBGM。理想はカフェのような心地よい空間。日常の中の非日常を目指し、子どもが生まれてからも、極力モノを増やさず、すっきりとした空間を目指していました。 あれから5年。日々、痛感しています。中世ヨーロッパのご婦人たちが、ウエストを細くするために気絶覚悟でコルセットを巻きつけていたように、おしゃれ生活には覚悟と努力が必要なことを。まるで空き巣被害にあったかのよう

          おしゃれ生活がしたい

          「早くしなさい」からの卒業

          わかっちゃいるのよ。  子どもの頃、母親から言われるのが1番イヤだった「早くしなさい」。これだけは自分が親になった時に言うまい、と思っていたけどやっぱり口にしちゃうものですね。子どものペースは大事にしてあげたい。でも、生活リズム(大半は親の生活ペース)を考えると、どうしても時間が最優先。子どもの成長に不可欠な好奇心の翼をしょっちゅう折りまくっています。  たまには、子どものペースにとことん付き合ってみようと、大好きな電車とバスに乗って出かけることにしました。目的地は、車で

          「早くしなさい」からの卒業

          うちの子は、魔法使い

           息子が4歳だった頃の話。  産まれた時からビックサイズだった息子、4歳になった頃には、身長は100㎝を超え、体重は出生時の5倍。言葉が遅くて1歳半検診でひっかかってしまい、一生懸命読み聞かせをしていたのが嘘のように、ペラペラ、いや、ベラベラとおしゃべりするようになりました。「寝る前にビールで乾杯しようぜ」「歯を磨いたら、ゴルフの練習でもしよっかな」などと言ってくるので、別の意味で心配になっております。  ちなみに、発語を促すために読んでいたのが、『頭の良い子を育てる日本

          うちの子は、魔法使い

          ひとりっ子の私が、兄妹を育てて思うこと

          余裕のない日の繰り返し  娘が一歳半になった頃。マニュアル通りに、後追いが始まりました。朝起きた瞬間から「ママ―」と後ろをぴったりとついて歩き、ほぼ1日中「だっち、だっち(抱っこ)」と両手を広げて泣いて訴えてきます。不思議なもので、後追い前まではおむつも着替えも「パパがいい」主張していたのに、「そんなこと言ってました?」という表情でパパを見事にスルー(ちなみに、朝イチのおむつ替えだけはパパという謎のこだわり)。後追いだって、過ぎてしまえば淡い子育ての1ページ。いつか必ず去っ

          ひとりっ子の私が、兄妹を育てて思うこと

          陽キャな保育士が 産後うつになった話

          はじめに  恋愛は別として、見えない糸を信じている。ほんの一瞬目にした本のタイトル、順番を待つ後ろの人たちの会話の中、すっと意識が持っていかれてしまう瞬間。ドラマチックな出来事ではないけれど、きっと今の自分に必要な啓示であるはずなのに、大抵その形はぼんやりしていることが多い。私にとって、「産後うつ」というパワーワードがまさにソレだった。はじめての出産から1年以上たったある日。たまたま手にしたパンフレットの内容に、恐怖と安堵と後悔が入り混じって愕然とした。そこに書いたあったの

          陽キャな保育士が 産後うつになった話

          ドタバタすぎる引っ越し

          1,引っ越し4日前に息子が入院 昨年末、息子がRSウイルスで入院しました。小児科から総合病院を紹介された時点で覚悟はしていたけど、まさかというのが正直なところ。しかも、その日は新居への引っ越し4日前。加えて、パパが出張で3日間不在のタイミング。医師に諸々の事情を説明したところ、一瞬時が止まり、部屋中に広がる「お・き・の・ど・く」の5文字。とはいえ、ぐったりとしながら酸素マスクを握る姿をみたら、すぐに頭を切り替えるしかありません。まずは息子の容態を整えなくては。まぁ、引っ越し

          ドタバタすぎる引っ越し

          息子、貯金をはじめる

          1,はじめての貯金箱  おじいちゃんから貯金箱をもらった。ちょうど、幼稚園でバザーが開催されるタイミングだったので、「貯金箱にお金を貯めて、好きなお菓子を買おう」と提案。すると「お金を貯めると何かが買える」という事実に大興奮。そっか、「お金の価値」って経験しないとわからないものよね。 これいくら?に、何でも「ごまんえん!」と威勢よく言いきってしまう息子にとって、5万円が高いのが安いのか、物を購入することがかっこいいことなのか、無駄使いなのか。夫婦間でさえまるで違う金銭感覚

          息子、貯金をはじめる

          思ったより、親を見ているのね

          サバのたっちゃん 「どじょうがでてきてこんにちは ほっちゃんいっしょにあそびましょう」 幼稚園で覚えてきた「どんぐりころころ」。得意げに熱唱している息子に、「ほっちゃんじゃなくて、ぼっちゃんじゃないの?」と尋ねました。すると、頑なに「ほっちゃん」の存在を主張。どうやら「ほっちゃん」は、いつもかわいいスカートをはいている女の子なんだそう。てっきり、坊主頭の男の子だとばかり思っていたよ。またある日。「給食で何を食べたの?」の問いに、「さばのたっちゃん」と即答。イカのよっちゃん

          思ったより、親を見ているのね